ベルギーの6月と言えば一年でも最も天気が良く、気持ちの良い季節でもあるのですが、今年は雨や曇りのグズついた日々が続いて、まるで日本の梅雨の頃のようです(ちなみにヨーロッパに梅雨はありません)。
そんな悪天候のせいか、ここ数年で少し喫煙量を抑えていた知人のベルギー人スモーカーが曰く、この春以降吸うタバコの量がジワリと増えているんだと話していました。
どれだけ吸うのかを聞くと、一日あたりマルボロを2箱!
一時期のタバコのパッケージには、
Smoking kills 「喫煙すると死にます」
と、20年ほど前からかなり短くシンプルでストレートな文言で、禁煙を促していましたし、
体が蝕まれていく画像がパッケージに印刷されていましたが、
他にあまりにショッキングな絵柄が用いられ、行き過ぎた結果なのか、ある時から禁煙率の減少傾向が鈍化したようで、新たなアプローチになっている模様。
ここベルギー🇧🇪では、パッケージに3言語の公用語、フランス🇫🇷語、オランダ🇳🇱語、そしてドイツ🇩🇪語にて、以前よりはやや抑え気味の表現で注意喚起。
🇫🇷 Fumer diminue la fertilité
🇳🇱 Roken vermindert de vruchtbaarheid
🇩🇪 Rauchen mindert Ihre Fruchtbarkeit
喫煙は生殖能力を低下させます。
もしくは、
🇫🇷 Fumer peut tuer l'enfant que vous attendez
🇳🇱 Roken kan uw ongeboren kind doden
🇩🇪 Rauchen kann Ihr ungeborenes Kind töten
喫煙はあなたの胎児を殺す可能性があります。
などと、子供が欲しいカップルを意識したパッケージデザインとなっています。
そんなタバコの価格は、各国政府がタバコ税を急激に上げていることもあって、マルボロゴールド(23本入り)で1箱10ユーロ、日本にして1700円ほど。
ちなみに、同じマルボロゴールドで本数は若干少ない20本入りの日本での価格は600円。3倍弱の値段です。
そのヘビースモーカーが言うには、最近また値上げがされたようで、
その価格は、1.5倍の1箱 実に 15ユーロ!2550円!
値上げに伴い、タバコ2本は増量されているんですけどね。
ということは、その知人は一日タバコに30ユーロ、約5100円を使っている計算に。
これだけの金額があれば、美味しいケーキが 5,6個は買えるのに…(例えが甘党の自分らしい…)。一週間分だと、二人してちょっといいレストランでディナーもいただけちゃう金額。
ストレス解消、発散の方法は人それぞれですが、ノンスモーカーの僕ら二人には、何とも勿体ないお金の使い方に思えてならないのでした。
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