長年連れ添った夫婦やカップルでもよく起こりえることの一つが、二人の間の記憶や認識の違いだと思います。

 

つい先日もゲイカップルの片割れさんのブログでそのような事例に触れていましたし。

 

僕らの中でも同様でして、特に多いのが旅先の記憶。名の知れた大きな街ならあまりそうしたことは起こらないのですが、こないだのイースター休暇で訪れた小さな町々だと双方の記憶の相違が勃発しがちです。

 

そして、僕らの場合はYvesの記憶が正しいことが圧倒的に多いです。

 

その中でも、僕がこの記憶勝負で決定的な劣勢に立たされてしまったのが、フランス南西部の有名な城郭都市カルカッソンヌ。

 

 

僕が行ったことがない!と主張したことに対して、写真は一眼レフカメラで撮影し、家に戻って来てから一枚一枚編集を施した上でFacebookのアルバムに整理してUPしているYvesに証拠写真を見せられて、ぐうの音も出なかったことがありました。他にもフランスには似たような城郭都市はあるけれども、その中でも一番有名なカルカッソンヌを失念していたのは痛恨の極みだったのでした。

 

他にも小さな町など旅で訪れた土地については、夫Yvesの記憶に全幅の信頼を置くようになった僕でした。

 

今回のドイツ旅でもYvesの記憶力の良さが発揮される場面がマールブルクの町へ訪れた際に起こりました。

 

路上駐車が出来るところで、平日は有料でパーキングチケットが必要な場所は、日曜や祝日には無料なことが多いです。

 

Yvesは「大きな教会のあるエリアに駐めた」と言うのです。なのですが、教会なんて幾つもあるのがここヨーロッパ。なかなか”その”記憶の教会が出て来ません。

 

とりあえず路駐出来そうなエリアに僕が誘導して、駐めました。

 

するとYves「あ〜、前回(7年前も)この道に駐めた!」と。

 

僕「えっ、ホントに?」

 

ちょうどかっこいいネオルネサンス様式の小中一貫校の校舎が立っていたのですが、Yvesの記憶はこの建物ではありません。

 

 

「こんな校舎に通ってみたかったなぁ」と僕が言うと、

 

 

Yves「この先に駐めたはず」と。

 

そして、実際にその先へ進んで行くと、

 

 

Y「この建物写真に撮ってるもん」

 

 

Y「このファサードの模様もドアも写真撮った」と。

 

 

その検証はしていませんが、クラウド納めてある画像集にはこの校舎の写真が残っていたので間違いないでしょう。それより、この学校のことを失念していた僕自身に軽いショック。

 

 

Yvesの主張していた教会は駐車したところからは少し離れていましたが、一応方角は間違ってなかったようです。

 

 

次に向かったヴェツラー Wetzler は、Yvesの記憶では初めて訪れる町。

 

木組みの家々が並ぶ様子は他のこの地方の町と一緒なので、町中を歩いていても初めて訪れているのかどうか定かではありません。

 

なのですが、町一番の大きな教会へ向かう坂道に前を通り過ぎたレトロな装飾のファサードの薬局に僕はピン!と来ました。

 

 

先に進んでいたYvesに追いつくと、

僕「この町訪れたことある!」

Y「え〜、僕は記憶ない!この教会も覚えがない!」と強めに否定。

 

 

僕もこの教会の記憶がなかったので、さっきの薬局は”他人の空似”なのだろうか?と自信がなくなりました。

 

が、その教会前に立っていた 🇩🇪 HAUPTWACHE 中央衛兵所 の文字と建物が僕に見覚えがあって、今はレストランになっているメニューもチェックした記憶も。

 

 

さらには少し戻ったところの木組みの建物とレストラン。ここで食事した記憶が戻って来て、確信に変わりました。

 

 

僕「このレストランでホワイトアスパラガス食べたんだよ!覚えてない?」

 

Y「全く記憶にない。」

 

7年前の旅行後に書いたブログにもこの建物とレストランでの食事の写真が載せてあったので、Yvesに見せつけてやったのでした。

 

 

その後、クラウド画像集を辿ってみると、この時僕が食べたのは、これも人生で最初で最後のホワイトアスパラガスのフライ。

 

 

写真を見て思い出しましたが、僕の中では料理法までは覚えておらず、スモークサーモン添えかなんかだという記憶でした。

 

 

他の画像もチェックすると、7年前は少し離れた宿泊先から夕食を食べにこのヴェツラーの町に立ち寄っただけだったことが判明。食事の様子は一切写真に収めない主義もあって、Yvesの正確な旅行先記憶装置が誤作動起こしてしまったようです。

 

それでも冒頭の路上駐車した場所を覚えていたりするのは、かなりの記憶力だと思いますし、今回改めて尊敬の念を抱いたのでした。

 

なのですが、僕としては今回のヴェツラーの一件で、旅行先の記憶対決でだいぶ点を返した気になりました。

 

ブリュッセルはじめ、ベルギー内の訪問地を街ぶらしてても同様なのですが、食事をしたレストランやコーヒーを飲んだカフェだけでなく、新装オープンしたお店などの記憶は僕のほうが圧倒的に強いので、それぞれが別々の分野で、如何に相手より関心が高いかどうかがポイントなんだろうと分析した僕らだったのでした。

 

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