近所で腕を組んで歩いてくゲイカップル♪

今日の日曜はYvesとは少し近所をぶらついた後で、別行動をした日。

二人で散歩中に我が家からサンミッシェル大聖堂に向かう途中で、仲睦まじげなゲイカップルが腕組みして目の前を歩いていました。

僕らは手を繋いだり、腕組みは恥ずかしくて出来ないですが（やろうと思えば出来なくもないけど…）、ベルギーやヨーロッパの街中ではこんな光景ありふれています。

女性同士の場合は特にレズビアンカップルに限らないことも多いですが、こちらもちょくちょく見掛けます。

20年以上前にブリュッセルで住み始めた頃もちらほら見掛けましたが、毎年開催のゲイプライドパレードの人気の高まり、有名人だけでなく一般人による友人、家族、同僚などへのカミングアウト、同性婚の導入などなど、どんどん可視化が進み、LGBTQ＋への理解の浸透と共に、異性愛カップルとなんら変わらないという空気に包まれています。その循環が当事者にとって、より良い住みやすい街になっていくことに繋がっているのです。

実際に僕もそういう光景を目の当たりにして衝撃を受けたのは、僕が25年以上前に住んでいた20万人規模のドイツ・ハイデルベルクが最初でした。振り返ると、その後に僕も徐々にゲイとしてのセクシュアリティが芽生えていったので、あれがきっかけだったんだと思っています。やっぱり置かれた環境による影響って大きいです。

さてさて、この二人はちらっと見えた顔つきと背格好から南米系と見受けられ。観光客でしょうかね？

以前からグランプラス周辺でスペイン語の無料ウォーキングツアーよく見かけるなぁ、コロナ明けてからは南米からの観光客増えたなぁ、という印象のブリュッセルです。