今日のブリュッセルは朝方-6℃を記録して、この冬一番の冷え込みとなりました。それでも昼間の気温は真冬日だった昨日とほぼ同じでしたが、少し風が吹いていたこともあってか、体感温度としては相当寒く感じました。
さて、実は昨日からちょっとアルバイト的なお手伝いを始めました。
というのも、昨年12月にベルギー人の友達から連絡があり、「(彼女の)知人の会社の従業員が突然仕事を辞めてしまったんだけど、新しい人が見つからなくて困っていて、もし可能ならしばらくの間彼を手伝ってくれない?」と。
仕事内容を聞いたら、比較的簡単なケイタリングサービスということで、「空いている時間なら引き受けるよ」と伝えました。
そして、昨日初顔合わせとなったのですが、年の頃は70代前半から中盤くらい?の男性オーナー。言葉はフランス語オンリー。英語は通じません。20年以上ベルギーに住んでいるものの、以前していた仕事はほとんど英語と日本語だけで事足りてたこともあって、フランス語については何度か語学学校に通ったものの、挫折の繰り返しで初級のまま…。
基本的な事柄は大抵問題なく理解できたのですが、このおじいちゃんとても話好きで、結構雑談してくるんです。しかも前振りなくいろんな話題を振ってくるので、何のテーマかが解らないと、チンプンカンプン。
フランス人と比べて、総じて話す速度が遅いと言われるベルギー人ですが(勿論個人差あり)、このおじいちゃん(母よりは若いですけど…)喋る速度も結構早くて…。
今日はサービス前に、スマホでYoutubeを開いて、彼の好きな曲を聴かせ始めたのですが、どれも60年代、70年代にフランスやベルギーでヒットした曲らしく、Googleの曲名検索機能を使ってチェックしましたが、どの曲も一曲も、歌っている歌手の名前も知らない人ばかり…。
彼はそれぞれの曲の内容とか歌手の生い立ちなんかを、熱く語ってくれているんですけどね…。
ベタですが、日本人でも誰もが知る『オー・シャンゼリゼ』(ダニエル・ビダルという歌手名は僕には出てこないですが)、フランスギャル『夢見るシャンソン人形』くらいなら知っているんですけど…。
最後はベルギーの往年の国民的歌手ジャック・ブレルの動画を観せてくれまして、曲のほうはやはり知らなかったのですが、流石にここに住んでたら名前だけは知ってますよ、と。
最近はあまりベルギー南部を旅行していない僕(ら)ですが、南のフランス語圏であるワロン地方の人々は総じておしゃべり好きで人懐こい人が多いです。そして、その彼もブリュッセルから南に3,40km下ったニヴェル Nivelles在住の人でした。
ベルギーに来た頃に一人でどこかの街を訪れた際、道端で何度も声を掛けられたことがありまして。でも、みんなフランス語しか話せない人々。こちらがフランス語解らないと伝えても、しきりに何か伝えようとするんですよ。大体はシニアの方々ですが。
ブリュッセルに住んでいるとあまりそうした経験もないのですが、久々に『ロスト・イン・トランスレーション』状態を経験している僕でした。20年も住んでいるんだから、とってもお恥ずかしい話なのですけどね…。
それでも昨日の初日だけで仕事ぶりには満足してもらって、信頼もされたらしく、その旨本人からも友達経由でも伝えられたのですが、新しい人が見つかるまで暫くピンチヒッター勤めることになりそうです。
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