ベルギーの永住権取れました♪

今日は朝からブリュッセル区役所 BRUCITY に行ってきました。

というのも、新しいIDカード（滞在許可証）の発行の準備が出来たので、そちらを受け取りに出向いたのでした。

で、本日受け取ったIDカード、これまでの5年毎の更新ではなく、10年有効のもの（2033年12月4日まで）。

コロナ禍の2021年にベルギーの滞在許可の制度に若干変更が加わり、ベルギー人に準じて10年に延長されたのでした。ちなみにベルギー国民のIDカードの有効期限は、2014年時に5年から10年に切り替わっていました。

こちらが日本で言うところのマイナンバーカードになります。便宜上マイナンバーとしたところ、ベルギーでの呼び方を日本語にすると国民登録番号となります。僕はベルギー国民ではありませんけどね。

滞在権には様々な種類（カテゴリー）があり、これまでは B

で、数年前の改訂時は C を申請していたのですが（当時は5年有効）、2021年の改訂で C が K が変更になって10年有効の長期滞在権をゲット出来たのでした。

裏面の下のコード部分の色帯は、上の写真にある表面と同じ項目や対応した情報が表記されています。

窓口の人に

「カードは10年ごとに切り替え（更新）が必要ですが、これで永住権 🇫🇷 séjour permanent が取れたことになりますよ」

と言われて、ちょっと嬉しかったですね。

有効期限の他に大きな違いは、これまで外国人登録簿だったのが、これからは 🇧🇪人口台帳（🇯🇵 住民基本台帳）に切り替わること。日本国籍のままですが、よりベルギー市民として認められた感じですかね？

僕の場合には、仕事のためにベルギーに来たので、例えばベルギー人やEU圏のヨーロッパ人との結婚のために入国した人たちとは、この滞在許可の種類（カテゴリー）が少し違ってきますが、その説明をするとややこしいので、その辺の事情は今回は割愛します。

さて、ベルギーのIDカード、ベルギー人用のものと外国人用は少しデザインが違うのですが、いずれにしても世界的にも最も最先端の身分証明証なんだそうです。

IDカードを照明にかざしてみると、偽造防止の透かしの顔写真が浮き出ます。

日本で今議論されている保険証（紙ではなくプラスチックのカードでしたけど）はもう何年も前に廃止されて、IDカード（マイナンバーカード）に統合されていますし、医者からの処方箋もペーパーレスで、このIDカードを薬局に置いてあるカードリーダーに差し込んで、パソコン端末に処方された薬が表示されます。

世界各国で早々に制度化されていたマイナンバーですが、ベルギーは1983年導入。2016年に導入したものの、未だに全面運用されていない日本。行政のデジタル化、皆さんの思っている以上に相当遅れていますよ。

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