気持ちの良い快晴の日々が続く中、今週から新しい仕事を開始しました。
業務委託で不定期の仕事なので、毎日オフィスに出勤という訳ではないのですが、新しい環境の中で気持ちが引き締まる思いもしています。
自分より20歳ほど若い先輩に仕事を教えてもらっていますが、その彼がナイスガイで少し緊張気味の僕もリラックス出来て良い滑り出しです。
そんなナイスガイの彼とは業務終了後には、仕事の話以外に世間話にもなっているのですが、彼のほうからプライベートな話も展開されて、奥さんのこともちょくちょく聞いています。
その流れだと「〇〇さんは？」と僕のほうのことも訊かれる流れになるのが自然だったりすると思うのですが、特にこちらのことは訊かれないので、敢えて僕のほうからは自分がゲイであること、同性婚していることを伝えることもありませんでした。
ただ、今日の業務終了後に彼の友達のゲイの話が出たので、そのタイミングですかさず「実は僕もゲイです」とカミングアウト。
すると、向こうも「何となくそうなんじゃないか？って感じていました」と。こういう事情もあって、僕が結婚しているかなどという話を振ってこなかったのも、彼の心遣いだったかもしれませんね。
30代前半の彼ですが、日本でも周囲にゲイが大勢居たし、ヨーロッパに来てからも接してきているので、すごく慣れている様子。
かなりオープンリーゲイの僕ですが、それでも未だに自分が同性愛者であるセクシャリティをノンケ（異性愛者）に伝えるのに、心理的ハードルを感じることがまだまだあることに改めて気付かされました。
年代にもよるでしょうが、彼のような環境の日本人のノンケ男子はまだまだ少数派だと思いますし、海外在住、もしくは、海外経験の有無でかなり違うかもしれませんが、ゲイと直にオープンに接している経験がある人は、偏見や差別もなく、自然に接してくれますね。
他にも一緒に仕事しているベルギー人、ヨーロッパ人の同僚もいて、第一印象はお互いまずまずなんでは？という感触なのですが、中にはLGBTに対して否定的な意見が今も根強かったりする国の出身の人もいるので、もう少し関係が確立するまではカモフラージュしておいたほうが無難かな？とも思っています。
職場に向かう途中、道端に咲いていたポピー（コクリコ）
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