誕生日前祝い with anego♪

日本だけでなく、ここベルギーでも日付またいだ1月20日の真夜中。僕の誕生日を迎えました。

日付変更前の19日は、久々に親友のひとり anego の家に呼ばれ夕ごはんをご馳走になってきました。

今週はかなり寒くなって外に出るのも厳しいので「ウチでご飯一緒に食べない？」と電話が来たのが2日前。

長らく僕のブログを読んでくださっている方には、お馴染みの anego ですが、振り返るとブログ登場は約1年ぶり。実際には昨年中も何度か会っていますし、丸々1年のブランクではないのですが、それでも直接会ったのは僕らがギリシャ・サントリーニ島へのバカンスから帰ってきて、お土産を届けに行った7月中旬以来半年ぶり。

この間も2,3回は電話していますが、コロナ禍を含めてもこれほどご無沙汰してしまったことは無かったような…。メリクリ、あけおめことよろメッセージは送ってはいましたけどね。

というのも、夏休みのお土産話以降、僕の側ではこれと言ったニュースがなくてですね。彼女のほうはと言えば、一昨年来中国ドラマにハマってて、僕はそれについて語れない＝共通の話題がない、という状況が予想され、その段階だとお喋りもイマイチ面白くないんじゃないかと思っていたら、こんなに間が空いてしまった次第です。

そう言えば、当時、日本のドラマではBLものの『美しい彼』を大興奮して観ていたようで、LINEのやり取りでも（原文ママ）、

ヤバーい、やばーーーーい！観た？はるか昔の甘い恋の相手そっくりなのよ〜〜って、もしかして息子？

と自身の若かりし頃の恋バナと絡ませてのメッセージが届く有様。

が、ゲイ当事者の僕のほうは第1話の数分で脱落し、結局まだ観れていないのでした。評判が良くて映画化、そしてドラマもシーズン2が始まるようですね。観なくちゃですね。

とまぁ、こんな感じで親友とは言え、今は結構サバサバした関係です。

そんな anego との距離が一気に縮まったのは、知り合って2年ほど経った頃でしょうか？Yvesと出会う少し前のことでもあります。

彼氏いない歴は更新し続け、デートの相手もどんどん妥協を重ねたりし、それでも誰も見つからずの負のループに陥っていた30代も最終コーナーに差し掛かった頃。ダメ押しのように勤めていた会社が倒産、失業し、鬱＆引きこもり状態と最悪な時期があり、そんな人生どん底期に、朝まで家に入り浸って話し相手になってくれ、自分のみじめでぶざまな姿を全てさらけ出せた相手が anego でした。

そんな経緯もあり、僕らの結婚式での僕側の証人（後見人）は anego にお願いしたのですが、Yvesも含めてお互いの家を行き来する間柄です。

anego との馴れ初めに話が逸れてしまいましたが、最近新しいフォロワーさんも増えたので、おさらいしてみました。

さて、そんな anego 宅への久々のご飯のお呼ばれ。

夕方くらいにお邪魔して、美味しい紅茶と共に近況報告を済ませると、クッキングタイム！

キッチンが狭くて二人並んで一緒に作業するのは難しいとのことで、お手伝いはすることはなかったのですが、最近僕も料理に目覚めつつあるので、作業過程は見学。

子育て時代は主婦だったこともあり、料理はお手の物。お喋りしながら、今晩のメインディッシュ、餃子の皮を包み終わって焼き始めると、くずし豆腐の温奴、キャベツとソーセージの炒め物をチャチャっと作って、あっという間に3品完成。

いただきま〜す！

餃子激ウマ！タネにオイスターソースが隠し味なんですってね。僕も次はこれに挑戦したいです。

キャベツとソーセージ炒めは、一口食べても何で味付けされているのか判らなかったのですが、こちらもオイスターソースに粒マスタードだそうで。オイスターソースってそんなに何にでも使えるのか？と感心。そして、粒マスタードが入っていることで、少し酸味が加わっていて、それが、ドイツのザワークラウト、フランス・アルザス地方のシュークルートにも通じるような味わいで不思議。

まだまだ色んなアレンジを吸収していく必要がありますね。我が家はYvesも僕も基本、シンプルに塩、胡椒だけで味付けする料理が多いので。

お腹いっぱい！ごちそうさまでした〜！

食器洗いは、拭く方を担当しましたが、無駄のない食器収納にまた感心しきり。

食後はこだわりの緑茶を淹れてもらい（我が家では出ない味）、二人とも日本に残している母親の話を交えながら、自分たちの老後も視野に入ってくるような年齢になって、お互い歳取ったねぇ、としみじみ。

流石に半年顔合わせていないと、他にも話題は多岐に渡り、誕生日前夜、思いっきり楽しいひとときを過ごしたのでした。

その anego、アルファベット表記なのは、2005年のドラマ『anego アネゴ』に由来しますが、髪型はロングで主人公の篠原涼子風でもあり、姉御肌でイイ女です。

如何にも東京生まれ、東京育ちの喋り方に特徴があり、喋るスピードも含め、それはまさにブリュッセル版「ジェーン・スー」。

でも、本人にそれを伝えるとピンと来ない…というので、このブログを書きながら、他の人を探してみました。

で、見つけました。それはYOUさん！声は anego のほうが1オクターブくらい低いですが、スピードは1.25倍速。口調はスーさんよりずっと似てるかな。ちなみに僕はマツコさんのような喋り方はしていません。