今朝のブリュッセルはグンッと気温が下がり、マイナスでのスタート。屋根は真っ白で、あれっ?夜中に初雪が降ったのかな?と思いましたが、ニュースにもなっていないし、どうやら本格的な霜が降りたようです。昼間も冬晴れの青空で大変気持ちようございました。

さて、そんな上気分の中、僕は明日の地元オーケストラ Belgian National Orchestra の定期演奏会のプログラムを予習しようとホームページを開くと、なんだかすっごくイケメンの画像が。 アレクサンダー・シェリー Alexander Shelley というイギリス人指揮者です。指揮者のコンクールで優勝後、地元イギリスの名門オーケストラを渡り歩き、その後音楽の勉強もしたドイツのオーケストラでも首席指揮者としてキャリアを積み、現在はカナダ・オタワのオーケストラの音楽監督を勤めているようです。



明日のお目当ては、シューマンのピアノコンチェルトだったので、サイトのトップページ(こちら)もピアノのソリストの写真だったし、実際僕自身もこの曲が好きで聴きに行くのを決めていたので、指揮者にはあまり興味がなかったんです。

そしたら…。これは俄然楽しみになってきました!
 
ちなみに、シューマンのピアノコンチェルトは、こちらの曲です。僕が生で初めて聴いたのも、ブリュッセルのある小さな劇場ホールで、この動画に登場するマルタ・アルゲリッチが弾いた時です。もう10年以上も昔のことですね。

 

 

それからというもの、ピアノ協奏曲の中で僕のお気に入りの一曲となりましたが、前回この曲を聴いたのは2年半前の3.11まで遡ることになるようです。


 

他のプログラムは、メンデルスゾーン『夏の夜の夢』、ショスタコーヴィッチ『ハムレット』、そして、リヒャルト・シュトラウス『マクベス』と、シェークスピアの戯曲から着想された曲揃い。
 
それを、この端正な顔立ちのイギリス人指揮者が振るのだから、結構興味深いプログラムです。
 
にしても、クラシック音楽界でこのマスクはそうそう居ませんぞよ。1979年生まれということで現在39歳ですが、なかなか渋さも兼ね備えております。

 
下はちょっと若い頃ですかね?
 
 
指揮をする姿もセクシー!
 
 
オタワのナショナルアーツセンター制作のPVでも、モデルか俳優のよう。

 

 

メンデルスゾーンとシューマンがあまり好きではないYvesは食指が動かなかったので、ヤツは家に置いて僕一人で聴きに行きます。
 
オーケストラ団員評では、指揮者もピアニストもかなりイイ!ということで、在住でクラシックファンの方はこの機会を逃すべからず!

 

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