夜明けは8時過ぎ、日没は19時前となって、ぐんぐん日が短く感じられるブリュッセル。気がつけば10月も半ば過ぎようとしていて、サマータイム終了もあと二週間。冬の足跡がひしひしと迫って来ている気配のベルギーです。

こういう季節になると、暖かい飲み物が欲しくなるところ。つい先月は遅い夏のおかげで外ではアイスコーヒー、家では麦茶(日本で買ってきたパックです)の日々でしたが、一気にホットドリンク必須になっちゃって。通年コーヒー派(朝は絶対欠かせない!)の我が家ですが、秋冬の夜長は紅茶の出番が多くなる我が家です。

そんな折、先週イギリスからやってきたRちゃんのお土産は、本場英国王室御用達ブランド フォートナム&メイソン Fortnum & Mason!何年ぶりだろう、立て続けにロンドンに行く機会のあった2008年以来だから、8年ぶりかぁ。

いただいたものは2種類、アールグレイ Earl Grey とカウンテスグレイ Countess Grey。その名もグレイ伯爵とグレイ伯爵夫人。高貴な名前だ。1830年からイギリス首相を務め、チャールズ・グレイ伯に由来するのですから。1830年と言えば、ベルギーは独立革命の年(ちなみに日本では江戸時代、元号が天保に変わった年)。

 


Earl も Countess も貴族の爵位「伯爵」だけれど、それぞれ伯爵(男性)伯爵夫人(女性)で呼び方が違う語源の名前を使うんですね。なんて、好奇心旺盛にWiki先生に訊いてみると、Countessの男性形は、Count(フランス語のComte, ドイツではGraf)で、元々大陸ヨーロッパの伯爵の呼び方でイギリスでは使わないそう。その代わりに Earl という称号があるのですが、歴史を辿ると、このグレイトブリテン島南部(つまり現在のイングランド)に侵略してきたデーン人(デンマーク)の当時の王様が制定した称号ということで、スカンジナビア語が起源ということらしい。中世イングランドでは200年以上、貴族の最高の地位だったとか。

 

さてさて話を紅茶に戻します。このカウンテスグレイが美味しい!お湯を注いだ先から立ちこめるエレガントなオレンジの香り。ポットで淹れたわけでもないのに、部屋中に広がっていきます。「伯爵夫人」の名前が付いている所以がよく理解できる、とても華やかで女性的な香りが魅力です。同じベルガモットの香り付けの元祖アールグレイ(クラシック)とは全然違うフレーバー、こう比べると「伯爵」のほうはマスキュランでダンディな香りなんだなと一目瞭然。

 


僕と同様にカウンテスに魅了されたYvesは、初日から立て続けに2パックずつ開けちゃってピッチが早いので、目の届かないところへ隠しちゃいましたよ。25パックしかないんだからね!


一緒にもらったショートブレッドは後々のお楽しみに取っとくとして、紅茶のお供はベルギーチョコレートでね。7年ぶりだから懐かしいでしょ!あっ、我が家にはティーカップはございませんので、それっぽいアンティークカップでゴメン遊ばせ〜。

 


最近は、フランスチックにいろんな香りを配合したフレーバティーに慣れてたけど、久々にシンプルでストレートな英国紅茶を愉しめました。これは心の底から嬉しいお土産だったよ!Rちゃんありがとう!

 

 

 

 

日本ではなかなか売っていないので、紅茶好きなお友達へのプレゼントや味の違いがわかる大切な方々へのご贈答にも最適!もちろん頑張った自分へのご褒美にも♪

 

 

 

こちらの記事もついでにどうぞ!

 

2つのランキング(日本ブログ村&人気ブログランキング)に参加中!セットでバナークリック&応援お願いしま〜す!

↓Aセット(ゲイ&ヨーロッパ)でも 

にほんブログ村 セクマイ・嗜好ブログ 同性愛・ゲイ(ノンアダルト)へ

にほんブログ村 ゲイブログランキング
ヨーロッパ(海外生活・旅行)ランキング

 

↓Bセット(ベルギー&同性愛)でも

にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ


にほんブログ村 ベルギー情報ランキング 
同性愛(ノンアダルト)ランキング


↑カテゴリー別の① ゲイ&同性愛🏳️‍🌈 or ② ヨーロッパ&ベルギー の組み合わせでも大歓迎です♪