カイロ 「これじゃあ、元の本の名前が走れメロスみたいじゃないか、」

 

      夜は短し 歩けよ乙女

      著 森見 登美彦  角川文庫

 

ビブ子 「モリミン(森見登美彦先生)の作品に、

 

      新釈 走れメロス 他 4編 * 森見登美彦

        祥伝社文庫

 

    と言う物があるわよ、」

カイロ 「舞台も京都、京大、新釈 走れメロス の中では学園祭、詭弁論部、が登場して、達磨、象の尻、炬燵、までおまけに出て来るけど、まあ、森見登美彦ワールドの別の作品という事で、」

ビブ子 「で、今日は何の話をするの、」

カイロ 「当研究所に相応しいのは、第2章 深海魚たち の舞台、京都の古本市だよな、」

ビブ子 「モリミンの作品によく出て来るよね、京都の古本市、」

カイロ 「京都には 『京都の3大古本祭り』と言うものがあるんだ、」

ビブ子 「へぇー、そうなの、古本市自体は全国であちらこちらであるみたいだけど、と言っても、今は開催は大変かもね、」

カイロ 「今は他府県への移動は控えましょうて、言われているからその辺の事は調べてもいないけど、まあ、コロナがいつか収束すると前向きに考えて、話すと、」

ビブ子 「まあ、出来るなら来年こそはあちらこちら行きたいものね、」

カイロ 「それで、京都には5月上旬の『春の大即売会』(会場 ミヤコメッセ 2021年は中止)、8月中旬の『夏の下鴨納涼古本まつり』(会場 下鴨神社 糺の森)、10月末から11月初めの頃の『秋の古本まつり』(会場 百萬遍知恩寺境内)があるんだ、」

ビブ子 「夜は短し、舞台は夏の納涼古本まつりなのね、」

カイロ 「うん、きっと、森見登美彦先生には、糺の森の古本まつりに思い入れがあるんだろうな、」

ビブ子 「それで、カイロはどの古本市に思い入れがあるの?」

カイロ 「えっ!・・・・・」

ビブ子 「えっ!じゃないわよ、あんたの思い出よ、三つの古書まつりのなかで、あんたが見てきた印象とか、感想は?」

カイロ 「えーと、ええーーと、」

ビブ子 「あんたもしかして、行ったことないの、偉そうに語っていたくせして、」

カイロ 「あのー、だからー、まだ行けてはいないんだけど、行くつもりはあるとゆうか・・・・、」

ビブ子 「東京神田の神保町に行ったことある?」

カイロ 「えーーと、その―、東京へは小学校の修学旅行で行ったきりで・・・・・、この年になるまで、県外に出たことは、十数回あるかなしかで、しかも、前務めていた会社の慰安旅行以外なくて・・・・」

ビブ子 「なんか、悲しい人生だな、マンガ読んで、DVD見て、パチンコやってる間にお爺さんか、」

カイロ 「だからこそ、この研究所を立ち上げた今こそ、(ブログを始めた事を言っているのだと思う、)新しい世界に羽ばたいてだな、日本中の書店巡りの旅をだな!」

ビブ子 「今は難しいだろう、」

カイロ 「ああ、まあ、そうだよね、」

ビブ子 「来年こそ、コロナが収まって、県内引き籠りから抜け出だせるといいな、ぼく、」

カイロ 「うん、がんばります、」

ビブ子 「がんばるんだよ、書を捨てずとも、旅せよカイロ、」