子どもの頃、公園で花を摘んで冠を作ったり、四つ葉の葉を探して押し花を作ったりしたものです。最近は、昔ほど見かけなくなった気がしていましたが、道端に咲いているのを久し振りに見かけました。

 

 

 

 

 

科名と属名:マメ科シャジクソウ属
学名:Trifolium repens

英名:White clover

和名:シロツメクサ(白詰草)

別名:クローバー、オランダゲンゲ
分類:一年草/多年草
草丈:10~20cm
開花期:3~8月

 

 

 

原産地はヨーロッパ。日本には、明治期以降、牧草として導入されました。繁殖力が強く、北海道から九州までの各地に分布を広げています。

 

平地から丘陵地の日当たりのよい野原や道端、畑の縁、市街地、空き地、グラウンドなどに自生しています。

 

江戸時代にオランダから長崎に輸入されたガラス器を衝撃から守るため、乾燥したクロバーを緩衝材として使用していたことから、クローバー全体を指す言葉として「詰草」という日本語が生まれました。本種は白い花を咲かせることから「白詰草」と称されています。