最寄り駅は西武池袋線東久留米駅。西口を出て東久留米市役所前の交差点から234号線に入り直進。3つ目の信号を右折。最初の信号を左折。2つ目の信号を右折。170m程直進すると左手にあります。東久留米駅西口からバスを利用すると中央図書館入口バス停で下車し、そのままバスの進行方向に直進。最初の信号の次の角を右折。180m程直進すると前方にあります。

 

 

入口

 

本堂

 

1603年(慶長8年)、徳川家康の江戸入府に伴い、三河の家臣団が江戸に移住してきましたが、その中に1666年(寛文6年)以降一万石余の大名に昇格し、東久留米市地域と深いつながりを持つた米津(よねきつ)氏がいました。

 

この米津氏の菩提寺として、1659年(万治2年)に開山を大愚和尚、開基を二代目、米津田盛として建立されたのが米津寺で、禅宗臨済派京都妙心寺の末寺です。

 

米津家一氏のみが檀家となった寺で、米津家初代の田政の子で二代目の田盛、四代目の政矩、六代目の政崇、八代目の政懿の墓地があります。


1889年(明治22年)に火災があり楼門以外の全てを焼失、残された楼門は1895年(明治28年)に武蔵国分寺に移設され、国分寺市の重要有形文化財となっています。

 

後年に米津氏以外の一般の檀家を迎えることとなり、境内の整備も進んでいます。

 

東久留米七福神の布袋尊が奉られています。
 

 

弁財天御朱印

2023年(令和6年)1月14日拝受

 

 

円通山 米津寺(べいしんじ)
宗旨:臨済宗妙心寺派

本尊:阿弥陀如来、釈迦如来など
所在地:東京都東久留米市幸町4-2-40
アクセス:東久留米駅(西武線)から西武バスで「中央図書館」バス停下車4分