東京タワーの近く、芝公園の端の方にある増上寺の塔頭です。
1685年(貞亨2年)、第30世生誉霊玄が創建しました。
本尊の辨財天は秘仏となっています。園城寺(三井寺)を開いた智証大師が竹生島で彫ったもので、源氏に伝えられ、源頼朝は深く信仰して源氏再興を果たしたと言われています。徳川家康は、その像を増上寺に移して信仰し、名を徐波辨才天から開運出世大辨才天と改めたのだそうです。秘仏本尊は、家康の命日である4月17日を中日として開帳されています。
また、港区の文化財に指定されている閻魔大王坐像は、宝珠院開創の頃の作と考えられています。
1945年(昭和20年)、東京大空襲にて増上寺の一角では、大火災が発生しましたが、類焼を免れます。
2011年(平成23年)の東日本大震災の際には、屋根の瓦が落ちるなどの被害を受けました。
辨財天、閻魔大王、薬師如来、阿弥陀如来の御朱印が用意されていて、季節ごとの御朱印なども頒布されています。
辨財天御朱印
2018年(平成31年)1月7日拝受
2019年(平成31年)1月20日拝受
閻魔大王御朱印
2018年(平成30年)1月7日拝受
阿弥陀如来御朱印
2018年(平成30年)1月7日拝受
薬師如来御朱印
2018年(平成30年)1月7日拝受
2019年(平成31年)1月20日拝受
三縁山 宝珠院(ほうしゅいん)
宗旨:浄土宗
本尊:開運出世弁才天
所在地:東京都港区芝公園4-8-55
アクセス:赤羽橋駅(都営地下鉄大江戸線)徒歩5分
芝公園駅(都営地下鉄三田線)徒歩7分
開門時間:9:00~17:00
寺務所受付時間:9:00~17:00
公式サイト