最寄り駅は京急立会川駅。石畳の商店街を進み、旧東海道にぶつかったところを右折し、浜川橋を渡ったところに参道の入り口があります。この浜川橋は、かつて鈴ヶ森刑場に護送される罪人を見送りに来た親族が別れの涙を流したとされる場所で、"泪橋"とも称されています。

 

1965年(昭和40年)に旧東海道沿いに立会川を挟んで並んで鎮座していた天祖神社(南浜川鎮守)と諏訪神社(北浜川鎮守)が合祀してできた神社です。

 

天祖神社は、創建は不詳ですが、建久年間(1190年~1199年)の「大井郷之図」に神明社(天祖神社の旧名)として記載されていることから、それ以前と考えられています。元は別当寺である来福寺(990年(正暦元年)創建)の境内にあったともされています。

 

諏訪神社は、松平土佐守の下屋敷の海岸寄りにあり、1631年(寛永8年)以前の江戸時代初期の創建とされています。

 

1965年(昭和40年)の天祖神社改築に伴い、両神社が天祖神社のある場所に合祀されました。同時に南大井2丁目にある浜川神社から東海七福神の福禄寿を遷しています。

 

 

神社御朱印

2017年(平成29年)1月14日拝受

 

福禄寿御朱印

2017年(平成29年)1月14日拝受

 

天祖諏訪神社(てんそすわじんじゃ)

御祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)

      豊受大神(とようけのおおかみ)

      建御名方刀美神(たけみかたとみのかみ)

      小碓命(おうすのみこと:日本武尊の別名)

御利益:国土安泰、五穀豊穣、生命力向上など

近隣の駅:立会川駅(京急線)徒歩1分

社務所受付時間:9時~17時

 

境内摂末社:厳島神社

         稲荷神社

 

公式サイト

天祖諏訪神社 (tensosuwa-jinja.jp)