京王線の布田駅から国領神社へ向かう途中の旧甲州街道沿いに位置する鎌倉時代に創建された寺院です。
国領神社の別当寺で、もともとは多摩川沿いにあり、壮麗な諸堂を持つ大寺院であったといわれています。安土桃山時代の慶長年間(1596年~1615年)に現在の場所に移転しました。
御本尊の薬師如来は鎌倉時代の作で、金銅製の高さ75cmの座像です。左手に薬壷を持っています。
もともとは常正寺と称していたようですが、江戸中期に現在の常性寺に改名したと伝えられています。
江戸時代、祐仙法印が成田山新勝寺から成田不動尊を勧請して中興し、"調布不動尊"と呼ばれて人々に親しまれるようになりました。
関東八十八箇所霊場の69番札所、多摩八十八箇所霊場の6番札所となっています。
調布七福神の布袋尊も祀られています。
御本尊御朱印
2016年(平成28年)9月14日拝受
布袋尊御朱印
2018年(平成30年)1月3日拝受
医王山 長楽院 常性寺(じょうしょうじ)
宗旨:真言宗豊山派
本尊:薬師如来
所在地:東京都調布市国領町1-2-8
アクセス:布田駅(京王線)徒歩2分
調布駅(京王線)徒歩8分
開門時間:8:00~17:00
寺務所受付時間:9:00~16:30
公式サイト