調布にある歴史あるお寺です。

 

奈良時代の733年(天平5年)、満功(まんくう)上人が法相宗の寺院として開創したと伝えられています。"深大寺"の名称は、仏法を求めて天竺(インド)へ旅した中国の僧、玄奘三蔵を守護したとされる水神、深沙大王(じんじゃだいおう)に由来しているとのこと。

 

平安時代の859年(貞観元年)、天台宗へ改宗しました。

 

江戸時代の1646年(正保2年)と1865年(元治元年)に火災に遭い、堂宇の大半を失いました。現在の本堂は大正時代の再建です。本尊は本堂に安置されている阿弥陀三尊像。東京都では浅草の浅草寺に次ぐ古刹です。

 

毎年3月3日~4日に行われる厄除元三大師大祭(やくよけがんざんだいしたいさい)は、300年ほど前の江戸中期から行われているとされる深大寺最大の行事。"深大寺だるま市"として知られ、日本三大だるま市の一つとされています。

 

"深大寺蕎麦"が有名で、門前には多数の蕎麦屋が並びます。

 

御朱印は、本堂、釈迦堂、大師堂でそれぞれの御本尊の御朱印、3種類があり、その他に、毎月17日に頒布される深沙大王の御朱印(書置のみ)があります。全て、大師堂の脇にある朱印所でいただけます。

 

 

無量寿(むりょうじゅ) [本堂本尊 阿弥陀如来]

 

白鳳仏(はくほうぶつ) [釈迦堂本尊 釈迦如来]

 

元三大師 [大師堂本尊 元三大師]

2016年(平成28年)6月4日拝受


浮岳山 昌楽院 深大寺(じんだいじ)
宗旨:天台宗(別格本山)

本尊:阿弥陀三尊像
所在地:東京都調布市深大寺元町5丁目15番地1

アクセス:調布駅(京王線)からバス[「深大寺行」で「深大寺」バス停下車すぐ、「吉祥寺駅行」「杏林大学病院行」「三鷹駅行」で「深大寺小学校前」バス停徒歩5分または「深大寺入口」バス停下車徒歩8分)徒歩5分

      つつじヶ丘駅(京王線)からバス「深大寺行」で「深大寺」バス停下車すぐ

      吉祥寺駅(JR、京王井の頭線)または三鷹駅(JR)からバス「深大寺行」で「深大寺」バス停下車すぐ、または「調布駅中央口行」で「深大寺入口」バス停下車徒歩8分

御朱印授与時間:9:00~16:30

 

 

公式サイト

https://www.jindaiji.or.jp/