昨年、4月から遠距離通勤が始まり、「帰宅時間が遅くなる→夕食が遅くなる→昼食を終えてからの時間が長くなっていて余計に食べてしまう→太る」という流れで、ただでさえ多かった体重が更に増加の一途。7月に人間ドックだったのですが、その1カ月前、久々に体重計に乗って愕然としました。そこに示されたのは、妊娠後期を除いてはかつてない程の数値!!!適切な体重を13kgも超過するその値に流石に何とかしなければと一大決意をしたのでした。

元々、ダイエットの必要性は感じていたわけで、いろいろなダイエット情報に興味を持ってはいました。けれど、ダイエットのために食べたい物を完全に我慢するということもできず、少しダイエットしてもすぐ継続できなくなってリバウンドを繰り返していました。で、そんな中で、"糖質制限ダイエット"が効果あるとの話を聞いていたのですが、"ご飯大好き"で何はなくとも白いご飯さえあれば幸せな私としては、炭水化物を制限するなんてとんでもなかったわけです。

けれど、あまりに危機的な重さに、そんなことも言っていられない状況になっていることは認識せざるを得ず...。それでも、ご飯を全く食べないというのはあまりにストレスフルで、とてもそんな状態を継続できるとは思えませんでしたので、取り敢えず、"①夜はご飯、パン、麺などを食べない"、"②炭水化物をできるだけ減らす"、"③夜は果物、お菓子類を食べない、当分のある飲み物を取らない"の三点を心がけるようにしました。で、夕方、5時頃までは、それまで食べていた程度の量まではOKということにしました。

結構、夜にご飯を食べてしまっていましたし、夕食の後、一口の甘いものがなかなかやめられずにいたので↑の方法で、かなり糖分の摂取量を減らすことができたと思います。

で、結構、早い段階で効果が出始めました。最初の2カ月で1kgの減量、そして、その後は、ほぼ1カ月に1kgペース。

"ご飯を我慢する"というのが、結構なハードルの高さで、最初は、ご飯を食べられないストレスがかなりのものでした。夜、寝る時のお腹が空いた感じが何とも我慢しがたく、それも、相当にイライラの元になっていましたし...。アルコール依存とか、薬物依存とかの禁断症状がどういうものなのか分かるような気分にもなったものです。

炭水化物を摂取すると、満腹中枢を満たすセロトニンが多く分泌され、満腹感と幸福感を得られるのだそうです。で、炭水化物は薬物などと同じように耐性ができてしまうので、より多くの炭水化物を欲するようになり、食べる量がどんどん増えてしまうのだとか。炭水化物とコカインは脳の同じ部位を刺激を与えるという話を聞いたこともあります。

実際、最初の1週間くらいはかなりきつかったです。けれど、ある程度の日数が経過すると、意外な程、"ご飯を食べたい"と思わなくなります。始めは、夜は抜いても、朝と昼は、ダイエット開始前と同じ量のご飯やパンを食べていたのですが、次第に、それまでの半分くらいの量でも満足できるようになりましたし、それ以上のご飯やパンを食べたいとも思わないようになりました。

始めは食べたいのを我慢するという感じだったのですが、段々、そんなに食べたいと思わなくなり、"我慢する"という感じはなくなってきています。今は、食べたいと思うだけ食べても、糖分の摂取はダイエット開始前の3分の1位になっていると思います。

そして、単に制限するだけでなく、一方で、きちんとタンパク質を取ることも大切なのだとか。で、基本は

朝:ご飯、味噌汁、魚か肉、ヨーグルト、トマト
昼:パンかお握り(基本250~350kcal)
夕方:帰りの特急の中で軽食(基本200kcal程度)
夜:スープ(鶏肉か豚肉とたっぷりの野菜)、ヨーグルト
にしました。後、日中は少しだけクッキーとか、チョコレートとか。

この内容だと、そんなに我慢が必要ないし、最初の"禁断症状"を越えれば、無理せず継続できます。まぁ、それでも、職場の宴会とか、年末年始の何やかやとか、ある程度、夜に食べざるを得ない場面を完全に排除することはできませんが、宴会の前後は、なるべく↑よりも抑えるようにしたりとか...。

そんなこんなで、昨年6月のピークから、10kg減らすことができました。やはり、余分な体重がなくなると、動きが軽くなった感じがして調子は良いです。1ℓの牛乳パック10本分が自分の身体から消えたのですから、軽くなりますよね...。これまで、牛乳パック10本分を身につけていたのかと思うとゾッとしますが...。取り敢えず、後3kg。ある程度、余分な部分が落ちてきたからなのか、このところ、少し、体重が減るペースは落ちています。なので、この先は3カ月1~1.5kgペースを目指そうかと...。

なので、今年8月末に最初の目標としたところにもって行きたいなぁと...。



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