この週末、久し振りに大学時代の友人数名と会いました。

きっかけは、今回の幹事になったAさんとBさんがフェイスブックで繋がったこと。もう数年すれば、卒業して30年ということになるのですが、きちんと同窓会をしたのは、もう20年位も前の話。同じ専攻の学生が60人位いたのですが、今となっては、連絡が取れない人もたくさん。取りあえずは、少人数でも集まれるメンバーだけで集まろうという話になったようで、Aさん、Bさん、それぞれが、知っている範囲で連絡を取ってくれました。結構、急な話だったこともあり、こじんまりとではありましたが、都内中心部のとある居酒屋に集まりました。

今回、集まったメンバーの中で一番最近会った人でさえ5年振り位。長くご無沙汰な人とは、20年位前の同窓会以来。会場に着く前には、「誰が誰だかわからなかったらどうしよう」と、若干、心配していたのですが、全くの杞憂でした。それぞれ、かなり、オジサン、オバサンになっているのに、一目見てすぐに名前が出てきました。私のことも分かってもらえたみたいで、ホッ。

まぁ、確かに、年齢に相応しく髪が白くなったり、メタボになったり、いろいろありますが、そもそも、出会ったのが大学生時代。もう、大人と呼べる年齢になってからのことであって、それなりに個性も出来上がってからのこと。ちょっとした動作やしゃべり方など、学生時代のまんまだったりで、人間あまり変わらないというか、進歩しないというか...。

オジサン、オバサンらしく、昔話に花を咲かせました。卒業してから相当の年数がたっているので、それぞれに、忘れていることも多く、皆で記憶の断片を持ち寄ってジグソーパズルのように繋ぎ合わせていく感じだったのですが、その忘れ具合に過ぎた年月の長さが感じられ、なかなか懐かしく楽しかったです。

いろいろと伝手を辿って、できるだけ多くの同窓生と連絡を取り、本格的な同窓会を開こうという話になりました。SNSで繋がっている人、年賀状の遣り取りなどで住所が分かる人、実家などの連絡先が分かる人...、あれこれ話が出る中で、今回の参加者の誰もが連絡先を知らない同窓生も相当数いることは分かりましたので、難しい作業になるとは思いますが、できるだけ、多くの手段を使って、集めてみようということになりました。

過去を懐かしく振り返ったり、なんてことをしたくなる年齢になったということなのかもしれません。その渦中にあった当時には様々な感情を書き立てた出来事も、時間の流れの中で濾過されて懐かしい想い出になる...それだけの月日が経ったということなのかもしれません。

あまりに急な話だったので、ちょっとビックリもしましたが、参加して良かったです。幹事のAさん、Bさんに感謝しつつ、家に辿り着きました。