大名古屋ツアーズさん主催のお灸講座ツアーに行ってきました



このすり鉢に入ったもので、昔ながらのお灸づくりから体験できました



すりつぶして細かくします

けっこう大変アセアセ


こちらでふるって、粉を落とします


このもふもふを円錐状にして、水に浸しておいた生姜の上にのせて火をつけます



今回は、労宮という、精神を落ち着かせるツボに置きました

生姜が厚かったので、ちょうど気持ちいいくらいでしたキラキラ

薄いと相当熱いのではないかと思います



生姜の他に、ニンニク、味噌を使うそうですが、特に効果に違いはないそう

「なんとなく効きそう」という理由で使われているんですって

ニンニクは強いから、皮膚負けそうな気がしちゃいますがタラー



次に炮烙灸(ほうろくきゅう)を体験しました

炮烙皿を裏向きにしたところに灸を乗せて火をつけ、頭のてっぺんの

百会(ひゃくえ)のツボにおきます




これがかなり熱い炎

& 腕が辛いタラー

でも、全身ポカポカになりました晴れ



次は、ビギナー向けのせんねん灸にチャレンジです

合谷(ごうこく)に据えました


こんなに傾けても落ちないし、据える場所によると思いますが、

熱いというよりは、温かいといった感じ

お灸は、ツボの周辺3cmくらいに効果があるそうなので、

針やツボ押しのように、ツボぴったりでなくてもよいらしいです



温度や香りが書いてあるので、いろいろ試して自分好みの温度と

香りを見つけられます


こちらは、カイロタイプの太陽という商品


煙も出ないし、火も使わないので使いやすくてよいですキラキラ

サンフランシスコのCちゃんのお誕生日プレゼントに送ろうかと

思ったのですが、航空便では送れない可能性があるようだったので

諦めましたショボーン



こちらは、2時間くらい楽しめるタイプのお灸です

このお尻に火をつけて、机に置いてある蓋をして使用します

とても便利ですが、煙がすごい星



最後に、こちらの柄杓でお灸をすくってお土産にいただけます

煙の出るタイプは家で使えないので、いただいたけど、どこで使おうタラー



お灸の原料は、よもぎらしいのですが、お灸向けのよもぎは、

今は、新潟県の井田川というところから仕入れているそうです



以前は伊吹山辺りでたくさんとれていたらしいのですが、もうほとんどとれなくなってしまったんだとか



温暖化が進んでいるので、いずれは北海道が産地になるのではないか

とのことでした



むかしながらのお灸ができるまでの行程は、4月に生えたものを7月上旬に摘み、

1日天日に干してから、完全に乾くまで陰干し、石臼で細かくしてから

うぶげを分離する器械にかけていたそうです

今でも、一年に一回しか作れないものなんだとか


よもぎ100kgからとれるもぐさは、わずか500gだそうです

温暖化がすすんだら、とても貴重なものになるかもしれないですね



本日も、最後までお付き合いいただきありがとうございましたクローバー