※妊活に関係の無い内容です。 読みたくない方はスルーしてください。
加ナダへ戻ってきて2週間、気分が鬱っぽいです。
子育てに行き詰っているからかもしれません。
我が家は移民一家で、加ナダでの家族は夫、私、息子のみ。
苦しい時、しんどい時に頼れる人は誰もいません。
日本では息子は友達こそできなかったものの、はとこ達や親戚、近所のおじさん、おばさんからもてはやされていました。
でも加ナダへ帰ってきてからは、それもナシ。
児童館へ遊びに行っても、地元の子供達は個人主義で一人で遊んでいます。
日本のように、知らない子供同士でままごとで遊ぶという風景は見られません。
息子は小さいなりに日本と加ナダの違いを感じ取ったようで、周りの子に相手にしてもらえない反動が私に来ています。
トイレにもお風呂にもついてくる始末。
昼寝中も夜寝ていても、私がトイレに起きたり、リビングで休んでいると、起きてきて朝までつき合わされたり。
息子が寝ている間にそーっとシャワーを浴びようものなら、知らない間にシャワーカーテンが開いて息子がお風呂に入ってきます。
たぶん不安なんだと思います。
いつもくっついて来て、かわいいんだけど…、かわいいんだけど…、ここまでされると気が滅入ってしまいます。
息子の友達は、私達が日本に一時帰国していた間に全員引っ越して行ってしまいました。
前は1週間に2回は遊んでいた友達は、今はもうほとんど会えません。
新しい友達作りを頑張らないと。
せっかく他の子供に興味が出てきたのに。。。
息子は日本滞在で精神的にも大きく成長しました。
ほとんど毎日遊びに連れて行っていたので、体力もしっかりつきました。
でも加ナダへ戻ってからは寒すぎて外で遊べません。
屋内に日本級の遊具が置いてある施設は、私が住んでいる地域にはあまりありません。
なので、私がいまできることを考えると、息子に新しい友達作りかな、と。。。
息子のことも悩ましいのですが、最近はいろんな悩みがあって。
人生で一番の停滞期です。
元気が出ません。
自分がどこにも属することができないような、加ナダにも日本の家にも帰る場所が無いような気分に陥っています。
個人的な事なので、公のブログでは詳しく書くのはやめておきますが。
先のブログで社会復帰に向けて資格でも取ろうかと書きましたが、これも断念するつもりです。
いま住んでいる町にこの先ずっと留まるのか、それとも別の州へ引っ越すのか想像がつきません。
他の州へ引っ越すとなると、飛行機で6時間離れている町なので、大きな心構えが必要です。
資格の勉強を始めてしまうと、州が変わると今まで勉強したことが台無しになる可能性があって、それは避けたいところです。
それに、これ以上勉強に時間を費やすよりも、いま持っている資格を活かして実務経験を積んだ方が良いんじゃないかと自分なりに考えました。
本当は日本でしていた仕事をそのままこの国でできたら良いんですけど、話してナンボの仕事だったので、今の私は英語に自信がない。。。
特に今住んでいる町はフランス語も要求されるので、敷居が高いのです。
フランス語と言えば、息子にもフランス語と英語で教育を受けさせることに戸惑いを感じています。
私達夫婦は、加ナダのあらゆる町に住んだことがあり、今まで住んだ町ではフランス語を要求されるどころか、町でフランス語の文字を見かけることも言葉を聞くこともありませんでした。
でもこの町はフランス語が溢れています。
親達は子供のフランス語教育熱が高いです。
私はなんだかその風潮に違和感を感じてしまうというか、その親達の関心の高さについていけないというか、一歩後ろを歩いている感じです。
正直なところ、フレンチイマージョンの学校に入れて、小学校3,4年までフランス語で授業を受けても、将来フランス語を使い物にできる子供は一体どれくらいいるんだろうと感じてしまいます。
親がフランス人だったり、家庭も学校もフランス語のみで育った子供達、フランス語圏から移民してきた人達。
フランス語で仕事を得るという事は、こういう人達と仕事を取り合うということ。
果たしてフレンチイマージョンで教育を受けて、上手く事が成り立つのだろうか。
「フランス語は日常生活では問題ないけど仕事ではちょっと…」という話を何度か聞いたので、なんだか躊躇してしまって。
そう考えたら、今の町を去って、英語(と日本語)のみに集中した方が良いんじゃないかと思ってしまうのです。
私は、語学よりも何か手に職を付けた方が、将来の安定につながると考えています。
なので、息子が加ナダで暮らしていく上で英語は必須なので、英語プラス何か手に職をつけてもらえたらな…と思います。
もしかしたら、将来、日本の学校に行きたい、日本で就職したいと考える日が来るかもしれません。
その時のために私達ができることは、少しでも日本語の機会に触れさせてあげることです。
フランス語はできませんが、私達ができることと言えばこんな事しかありません。
でも、こうやって自分の考えをヅラヅラと綴っていますが、この町に残るとなると、おそらくフレンチイマージョンの学校に入れると思います。
だってこの町で生活するのならフランス語は必須だから。
その時は覚悟を決めて息子にはフランス語を勉強してもらいます。
話がそれてしまいました。
しかし、私のエネルギーは一体どこへ行ってしまったのでしょう。
もう昔の話だけど加ナダで学校に行き、仕事もしたのに、今じゃ語学を学び直すところから始めないといけません。
でもそれが今の自分なんだろうな。
もう少し自分に喝を入れて頑張らないといけないです。
たぶん甘えすぎてるんだと思います。