森之助がいく vol.363
『 ステキな言葉 』
センター試験後、私立医大の入試が始まり、今頃の時期は、日を追うごとに、1次...2次と合格が発表される。(まだ試験も続いている)
僕は浪花節的な古い型式の講師なので、毎年、どうしても気になる生徒が何人かいる。神さま〜、こいつ or 彼女だけは受からせてやって下さい。間違いなく、世の中の役に立つ医者になれます、と送りだすのだが、...
医学部受験は厳しい。むろん嬉しい報告もあるが、僕がこれはと思う生徒でも、なかなか合格の扉が開かないこともある。
ずいぶん前の生徒のR2(仮名)も、なかなか決まらず、僕は私大医学部の1次の結果が出るたびに、ヤキモキした。
そして...奴の受験した大学の最後の1次試験の結果が出て、奴の名前がなかった時、僕は合格したら知らせろよ、と言って、以前交換した奴のラインに、色々考えてから「元気か?」とだけ送った。
すると、しばらくして、‘前期全滅’という返事がきた。僕が返信のメッセージを考えていると、続けて「まあ、みとけ」と短い言葉が。
さらに続けて、‘後期受験に合格してヒーローになるぜ’という文が送られてきた。
落ち込んでヒッキー状態になっているんじゃないかと心配していた僕は、なんだか嬉しい気持ちになった。「まあ、みとけ」って、なんかカッコいいじゃんかよ^ ^。
それ以来、思い通りにことが運ばなかったり、ピンチになった時、(僕はしょっちゅうピンチになる^^;)僕が心の中でつぶやく言葉がこの「まあ、みとけ」である。
「まあ、みとけ」か。いい言葉だ。
まあ、みとけ。R2が将来、いい医者になることは間違いない。