『 今日はエイプリル・フール 』 ( 森之助 351 ) | hippocket33のブログ

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森之助がいく  vol.351

『 今日はエイプリル・フール 』

午後イチの授業を終え、帰り道に街を
ブラブラしていて、とある楽器店のショー
ウィンドウに展示してあるトランペットに
目が止まった。おなじみ、ピストン式の
B♭管のものだ。

学生時代、本牧のライブハウスでトラン
ペットを吹いていた頃のことを思い出す。

ある日の晩、確かニューヨーク・ヤン
キースがレッドソックスを破り、ワールド
シリーズ進出が決まった日の晩だった。
店は大勢のアメリカ人やラテン系の外国人
たちで賑わっていた。

その中の1人、マッチョな黒人(以下、
ビリーと呼ぶことにする)が、トラン
ペットを吹いている僕を指差して、何か
叫び始めた。

酔っ払っている彼の言葉は、スラング
だらけで、ところどころに挟まれる
fuckという言葉以外、聞き取れなかった
が、何か文句を言っているようだった。

ビリーはそのうちステージに上がって
きて、止めようとする店の人をなぎ倒し、
僕につかみかかってきた。

僕はビリーのみぞおちに蹴りを入れ、
気がつくとステージはビリーとビリーの
仲間2人(以下、ビリー2&ビリー3)が
加わり、僕v.s.3人のビリーとの大乱闘と
なった...

僕のスタンド(ジョジョの奇妙な冒険
ご参照)は非戦闘型で、名前はスター・
フェロモン、能力は「相手が男であれ
女であれ、見る人を全て自分の虜にする」
という技だ。

ビリーは1〜3まで、その名の通り、
ビリー・ザ・ブートキャンプのビリーの
ような大柄マッチョな黒人たちだ。
僕はたちまち、ボコボコにされた。
しかし、...

ボロボロになりながらも、ファイティング
ポーズを取り、立ち向かおうとする僕の目
を見て、その中にたぎる闘志を感じたビリー
たちの1人が震え始めた。

“Jesus! hey men! We're fighting just with 
a crazy guy.
This fuckin' son-of-a-bitch  is the burning 
blood Morinosuke!”

(俺たちはとんでもない奴と戦ってる
ぞー。
コイツはバーニング・ブラッド<燃える
血潮の>・森之助だ!)

そのまま、ビリーたちはステージから
降り、僕はそのまま倒れ、気がつくと、
ライブハウスの控え室で、オーナーの
ジミー田所さんの娘、サナエさんに
介抱されていた...

サナエさんは、プエルトリコ人の
父ジミーさんと、日本人の母から生まれた
ハーフで、今でいう黒木メイサみたいな
感じの魅力的な女性だった。

歳はおそらく25歳ぐらい。当時、本牧
じゅうの若者の憧れの的だった...

サナエさんは、目を覚ました僕に、優し
く微笑みながら、僕の顔を両手で挟むよう
にして自分の顔を近づけると、言った。

「森之助^ ^。あなたって...」

ひまわりやしの木クローバー ......

ここで、彼女が言った言葉の続きと、
僕たち2人がその後どうなったかが
気になる読者の皆さんへー

ブログのタイトルをよ〜く読み直して
下さい^ ^。

...言うまでもなく、その後、僕が本牧で
B・B( burning blood )という愛称で
呼ばれることはなかった...     (完)