『 手のひらの音符 』( 森之助 313 ) | hippocket33のブログ

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森之助がいく  vol.313

『 手のひらの音符 』

藤岡陽子によるこの本を読んで、僕が
真っ先に思い立ったのは、僕よりひと
まわりぐらい歳上で、競輪好きの、
ある知り合いNさんに連絡をとること
だった。

念のためこの本は、決してギャンブルを
テーマにした話ではない。

その中の一場面で、途中、舞台となった
競輪場について、ギャンブル好きだけが
集まるのではなく、ゴールを目指す選手
に、熱い想いを託そうとしているので
は、というくだりがあり、

聞いたことがあるその一節に、かつて
同じようなことを僕に語ってくれた
Nさんのことを思い出したのだ。

Nさんとの出会いは、僕が広告代理
店時代、とある風邪薬の会社の営業
担当を務めていた時、クライアントの
担当者を通じて知り合ったのがきっかけ
だった。

面白い人で、森之助ときっと話が合う
だろうからと、その担当者が紹介して
くれたのだが、

面白いどころか、真似ようとしても
真似られない、僕が逆立ちしても
かなわないほど、

人生を自由に生きている人だった。

当時、業務の一環で、その風邪薬会社
の広告コンサルタントを務めていた
Nさんの、規格外のスケールの大きさ
に、僕はすっかり魅せられ、ファンに
なった。

(ちなみにNさんは、見た感じも
仙人みたいな風貌をしている)

仕事の話がない時でも、僕は当時
道修町にあったNさんのオフィスに
たまに立ち寄り、よもやま話に華を
咲かせた。

僕が脱サラして、自営業でBarを
いとんだ時も、Nさんはスタッフの人
たちを連れて、真っ先に駆けつけて
くれた。

僕がかつてヨットをたしなんでいた
ことを知ると、当時とあるヨットハーバー
に持っていたヨットを、自由に使って
いいからと、合鍵を預けてくれたり、

自分はお酒が飲めないからと、奥様
をはじめ、会社関係者を連れて、

大阪から三宮までBMWの6シリーズ
の車(この車は本当にカッコよかった)
で2ヶ月に1度くらい遊びに
来てくれた。

自らを博打打ちと称するNさんとは、
僕がBarをたたんだ後も、年イチぐらい
で会っていたが、

リーマンショックあたりの頃から、
共に仕事がバタバタし始めて、Nさんの
オフィスの移転もあり、この前会った
のは3年ほど前になる。

Nさんか〜いろんな話を聞かせて
もらったなあ。いろいろと応援も
してもらった。

折しも、世間はゴールデンウィーク
の始まりだ。Nさんのことだから、
海外に行っているかも。だとしたら、
連休明けまで連絡はつかないだろう
なあ^_^;。

今さらながらに、自分の人生がいかに
多くの人たちに支えられて、今に至る
のかを実感する。

出会いの幸運と感謝を胸に。

いいゴールデンウィークの始まりだ。
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