『 永遠のディーバ 』 ( 森之助 274 ) | hippocket33のブログ

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森之助がいく  vol.274

『 永遠のディーバ(歌姫) 』

「君たちに明日はない」シリーズ
第4段、
「永遠のディーバ」(垣根涼介)に
収められている、表題と同じ短編もの
だ。

リストラ代行会社に勤める村上真介。
彼の仕事は、依頼があった企業の
リストラ候補者と面接を行い、彼ら、
彼女らを退職に導くことである。

候補者ごとに、短編の物語がつづ
られる。消費者金融会社の店長、音楽
会社のプロデューサー、旅行代理店
の営業マン、自動車販売会社の整備士
など...

毎年が、リストラの候補みたいな
人生を歩む僕だから、^^;

候補者たちの歩んできた人生、
それぞれの背負っているものや
人生観、そしてそれらを通じて下す
決断とドラマティックな結果に共感や
ワクワクを覚えることが多い。

なかでも、「永遠のディーバ」では、
登場する面々の生き方、考え方に
ひときわ感動した。

今回のリストラ候補は、楽器メーカー
でくすぶる、元バンドマンだ。

彼はリストラ面接を通じて、人生の
どんなことに気づき、どんな行動に
踏み切ったのか?

物語の結びの言葉が、胸の深く
まで届く。

「...音楽もサッカーもテクニックで
はない。気持ちが大事なのだ。

自分はどうありたいのか。何を表し
たいのか。何を、どう伝えたいのか。

それを真摯に見極め、追求していく
気持ちの強さ。それこそが才能なのだ...」

同じことが、授業にもあてはまる。
表現したい世界があり、伝えたい相手
がいる。その気持ちに忠実でありたい
自分がいる。



さあ、今日も張り切っていくか (^^)。