『 比喩なんだけど 』
比喩が上手い人は説明上手な人だ。ある
ことの説明を、まったく別の事物を
用いて行い、相手がイメージしやすい
ように伝える。
昔Bar稼業を営んでいた頃、「男と女の
間に友情は成立するか」という、よくある
謎かけが、たまに客との話に持ち上がる
ことがあった。
友情はないと言うと、総じて、女子たち
友情はないと言うと、総じて、女子たち
は反発を覚え、友情があると言うと、
総じて男子たちは反論する。(むろん、
そうじゃない男女もいる)
そもそも黒白つけにくいことだと思う
そもそも黒白つけにくいことだと思う
のだが、そこに黒白をつけようとする
のが酒場の文化だ。
そこで、男女間の友情に関する謎かけ話
そこで、男女間の友情に関する謎かけ話
の時には、僕はいつも比喩を使って
意見を述べるようにした。
男と女の間に友情は成立すると思うん
男と女の間に友情は成立すると思うん
ですが、... と前置きした上で、
それは、あたかも親指を使わずに、
それは、あたかも親指を使わずに、
ミカンの皮をむくようなものです、
と。
つまり、皮はむけるけど、むくときに
つまり、皮はむけるけど、むくときに
かなり違和感があるよね。僕が言いたい
のは、その不自然さ & でも、慣れれば、
それでもなんてことないって感じ。^ ^
これも、ずいぶん昔のことだが、現国が
これも、ずいぶん昔のことだが、現国が
苦手だという生徒の話だ。読解力をつける
ためには、新聞を読め、と、言われた
らしい。
僕はそのアドバイスはまったく意味を
僕はそのアドバイスはまったく意味を
なさないと思う。
大半の若者は新聞を読まない。どういう
大半の若者は新聞を読まない。どういう
わけか、新聞とはおっさんやおばはんに
ならないと、読まないものなのだ。
これは昔から変わらない。むろん自分
もそうだった。
言ってみれば、そのアドバイスは、
言ってみれば、そのアドバイスは、
ズボンを履いたままでパンツを脱げ、と
言っているようなものだ。
これも、割りと気に入ってる比喩なん
これも、割りと気に入ってる比喩なん
だけどどうだろう。^ ^
昔昔ケーブルTVで見たドラマの再放送
昔昔ケーブルTVで見たドラマの再放送
であったセリフ。
女について悩むのは、
女について悩むのは、
牛丼に紅生姜を入れてから、七味をかける
ほうがよいか、七味をかけてから紅生姜を
入れるかを悩むのと同じくらい、
どうでもいいことだ、と。
お~、なんか凄い比喩だ。^^;
片思いに悩んでいる元教え子と
飲んだ時、僕はこの牛丼話を、あたかも
自分の意見のように、してみた。
すると、奴は、森之助はどっちから
すると、奴は、森之助はどっちから
ですか?、と。
あの~、比喩なんですけど... ^^;
どれだけイメージしやすいように
あの~、比喩なんですけど... ^^;
どれだけイメージしやすいように
心がけても、意図が伝わらないことも
ある。
でも、比喩力はコミュニケーションを
でも、比喩力はコミュニケーションを
円滑にするための大切なツールの1つだ
よね。 (^_-)-☆