『ハードボイルド』(森之助 113) | hippocket33のブログ

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森之助がいく  vol.113

『ハードボイルド』

若かりし頃、探偵に憧れていた僕。
探偵は、その生き方に強烈な
独自の哲学がある。

そこで宮沢賢治の詩(うた)だ。

宮沢賢治の「雨にも負けず」の始まり
は、多くの人が知っている。

「雨にも負けず風にも負けず ...」

まあタフな心ってことだな。人並み
程度だが、これは僕にもある。

そして、この先になると、知って
いる人の数はぐーっと減る。


「雪にも夏の暑さにも負けぬ
   丈夫なからだをもち
   慾はなく
   決して怒らず
   いつも静かに笑っている...」

雪には負けそうになるけど、
夏は大好きな僕だ。

静かではないけど、まあいつも
笑ってるし、たまに怒る時は
あるけど、ここの部分はわりと自分と
重なるような気がする。


さらに続きは...となると、ほとんど
知る人はいない。


「一日に玄米四合と
   味噌と少しの野菜を食べ

   あらゆることを
   自分を勘定に入れずに
   よく見聞きし分かり
   そして忘れず...」

ストイックな人間像が伝わってくる。
これはちょっと実践するのは難しい。
^^;

僕は、この「一日に玄米四合と...」
から「...忘れず」までのくだりが
結構好きで、若い頃から折に触れては
読み、今ではすっかり覚えてしまった

(まあ、円周率を3.14以下どこまで
言えるかっていうのと、似たような
ものだけど)

さらに続いて...

「野原の松の林の陰の
   小さな萱ぶきの小屋にいて

   東に病気の子供あれば
   行って看病してやり
   
   西に疲れた母あれば
   行ってその稲の束を負い
   
   南に死にそうな人あれば
   行ってこわがらなくてもいい
   といい

   北に喧嘩や訴訟があれば
   つまらないからやめろと
   いい...」

まあ、真面目に生きて、人にやさしく
あれ、ってことだろう。もう、ぴった
り僕と同じ...(ならいいなあ)^ ^。

「日照りの時は涙を流し
   寒さの夏はおろおろ歩き
   みんなにでくのぼーと呼ばれ
   褒められもせず
   苦にもされず...」
 
「そういうものに
    わたしはなりたい」

人望はあまりなく、友達は少なそう
だ。いや~この最後のくだりに関し
ては、俺、もう、なってるかも... 

とにかく、なんかかっこイイよね。

宮沢賢治。あんた、大した探偵だ
ぜぇ ^ ^。