俺が人生で初めて参加したサイファー・・・

 

 

新橋サイファー。

 

あの時、ラップを始めてまだ2週間もたっていなかった。

 

 

俺はMCマサトと港区のバーでラップバトルをして、負けた。

 

 

同じラップを始めて1週間の相手に負けた。

 

 

1週間フリースタイルをしていて、それが成果として出ると思いきや

 

頭が真っ白になってしまった悔しい思い出がある。

 

 

その翌日か2日後にはサイファーに参加した。

 

 

そう、新橋サイファーに。

 

 

あそこでたくさんのラッパーがいて衝撃を受けた。

 

あの時は自己紹介以外なにも言えなくて、ひたすら自分の名前と、今日が初サイファーということだけラップしてたのを思い出す。

今では代々木サイファーに行って好きにビートの上でいろんな話をフリースタイルで話せるようになった。

 

 

なんならサイファーに何人も連れて行っているぐらいだ。

 

 

変わったなぁ・・・

 

 

そんな新橋サイファーで

 

SL杯というラップバトル大会が開かれるのだ!!

 

 

 

12月30日。

場所は新橋SL広場!

12:00スタートだ。

 

 

めっちゃワクワクする!!

 

 

この試合のためにいろいろ準備をしていこうと思う!!

 

 

 

 

 

 

早速試合の映像をTwitterで見つけた。

 

レベルが高く、がっつりラッパーといった感じだ。

 

 

 

新橋のサラリーマンたちが集ってラップをしたりする新橋サイファー。

 

『ヘネシーよりも缶ビール』

 

 

というラインは新橋サイファーならではという感じがしておもしろい。

 

 

 

やるからには勝ちたい・・・!!

 

 

そこでバトルに勝つための方法をKAIさんに聞いてきた。

 

 

戦略を立てよ

 

俺はラップスキルがまだ全然ない。

 

 

ラップの知識も同じようにない。

 

 

エントリーしてくるラッパーと比べて不足してるものが多すぎる。

 

 

 

だが、だからこそ戦略をしっかりとたてて優勝を目指す・・・!!

 

 

いや、1勝を目指すのだ!!!

 

 

 

対戦相手の想定

 

新橋SL杯

の決勝やサイファーの様子を見ていると

 

 

・普通のラッパー

・サラリーマンラッパー

 

 

と二パターンに別れるのかもしれない。

いつも決勝にいくのはがっつりラッパーなひとたちだ。

 

 

また、お客さんもSL広場でそのまま見ているような人も多いためゴリゴリHIPHOPというよりも、ライトな人や一般人もいるかもしれない。

 

 

お客さん

 

がっつり普段からラップを聞きまくる層ばかりではなく通行人もいるだろう。

なので

 

・聞き取りやすい

・わかりやすい

 

 

事が重要になってくる。

 

俺はフローはまだちゃんと練習してないから都合がいい。

 

 

長い韻のわかりやすいフレーズを習得しておくと沸かせる事が出来そうだ。

 

また、エンタメ色つよく、しっかりと相手のあげあしをとって言い返す事が出来ればよさそうだ。

 

 

事前に分かっている情報として

 

 

新橋SL杯であるということ。

 

 

新橋=サラリーマンの街であることから、そういった内容を推していくのは、観客にもわかりやすくていいかもしれない。

 

 

 

踏まえてそれぞれに応じて作戦を立てたい。

 

 

 

VSがっつりラッパーの場合

 

 

新橋SL杯ということを利用した内容でラップ勝負から内容勝負に持っていくと勝ち目がある。

 

 

『ここは新橋 ものを言うのは 社会経験 お前若造 俺なら 安西先生』

 

とか、ラッパーがちゃんと仕事してない事や社会経験がないという事を突いていく

 

もしくは、ここはサラリーマンの街だぞ~とか

 

 

オーディエンスに新橋リーマンが多いならオーディエンスを巻き込むのもアリ。

 

『こいつらブラックミュージックとかいうけど日本のリーマンのほうが本当のブラックですよねー!?』

みたいな具合である。

 

 

社会人である事を利用してSL杯・新橋という地の利を活かして闘っていくと勝機アリ。

 

 

VSリーマンラッパー

 

これには自分が経営者というスタンスが強いし刺さる。

 

・経営者とリーマンの立場の違い

 

・雇う側・雇われる側

 

・金を持っている

 

・行きたきゃ海外行って仕事してる

 

 

など、堂々とねじふせられる。

 

 

更に強いのは、相手がサラリーマンは大変だみたいな話や、俺らがいるから経営者やってられるんだろとか言ってきた時。

 

 

こちらはベンチャーで熱烈サラリーマンをやりきっているという経験がある。

 

 

立場の違いを言われた時に

 

『いやお前と同じ立場から成り上がったんだよ』

 

 

とか

 

『人生成り上がり、俺の方が人生HIPHOP』みたいな感じにつなげられると良いだろう。

 

 

 

それらに応じた韻を踏められれば勝利もみえる!!!

 

 

 

 

こうして大会に出るという新たなゴールによってモチベーションや練習・対策すべきことも変わってくる。

 

 

これらの練習をしたうえで5文字・6文字と長い韻や、人生哲学にじみ出るパンチラインを放つことができれば、かなりいいところまでいけてしまうのではないだろうか。

 

 

なんにせよ楽しみだし、対戦相手や主催の方々に感謝を忘れず楽しんできたいと思う。