ラッパーレジェンドについて昨日の記事では勉強した。
Zeebra・・・律儀にルールを守って努力しつつ、色んな業界の人と交流する。
会社設立1年目の終わりに、集大成というか一つブレイクスルーしたくてクルーズを貸し切ってイベントをしたのを思い出す。
115人を集客し、費用は全て自分で持った。
赤字覚悟というか、普通に赤字でしかないw
だが、感謝や1年の集大成に事をなしたいという想いでパーティーを開いた。
飲み仲間、経営者仲間、昔の友人・・・
台風が来るかもとかいろいろなトラブルも起きそうになりながら無事にイベントを開催できた。
いろんな種類のみんなが集まってパーティーしたのは最高の想い出で、すがすがしい気持ちになったのを覚えている。
もっとラップレジェンドの事が知りたい・・・!!!
そう感じた。ラップをする事で生き方に軸や熱狂が生まれた。
ならばラッパーのレジエンドからは生き方を学べるんじゃないか。
MC努力は・・・そう感じた。
幸平『昨日みたいなラップレジェンドって誰かいないですかね??』
カイ『ANARCHYとかいいんちゃう?ちょうど暗唱しようとしてるし』
幸平『いいですね!!!入れ墨エグイですよね』
カイ『エグイのは入れ墨だけじゃないぜ・・・』
ANARCHY
ANARCHYの音楽スタイルは独特で楽曲の中に社会風刺や政治的メッセージを込めることで知られている。
名前の通り反体制的なスタンスを取り、自由な表現を追求することに情熱を注いでいる。
ゲットー、団地出身、リアルの中生き抜いてきた。身内を大切にする。みんなが想像する典型的なB-BOY像を体現しているようなラッパーだ。
ANARCHYの地元は大荒れ。
祭りに行ったANARCHYの目に飛び込んできたのは150人に囲まれてフルボッコにされて全裸でつるされた先輩の姿。
見つかれば同じ目に遭うと思いやっとの想いで逃げ切ったANARCHY。
このままではいかんと1年間と期限を決めて暴走族に入る。
するとそのままトップの座について毎日
暴走 喧嘩 単車イジリに明け暮れたという。
暴走族自体が世の中への反骨精神の表れである。
幼いころに母親が離婚し出て行ったANARCHY、仲間も家庭環境に難のある少年ばかりだったろう。
今はラップという受け皿があるのが素晴らしい。
1年で解散した暴走族のチームの名前がANARCHYであり、その名前を引き継いだのである。
これがANARCHYの反体制的なラップのルーツである。
ANARCHYオススメ曲4選
FATEのイメージで強いボスであり続けるANARCHY。
座り込みながら渋谷の雑踏の中。
決意と誇りと悲哀を感じさせるラップをしている。
カッコいい、荒々しい若い時代を過ごした後の切なさやそぎおとされた姿から、
芯はぶれないが洗練されたANARCHYの一風変わったカッコよさが見られる。
FATEの時のようなMV。
ゲットーや自分たちの仲間をPVにファミリーとして出演させつつ、レペゼンしている。
それに皇帝のようになったANARCHYに対して、新たなRAP界のヤングキングといって過言ではないBADHOPのリーダーT-PABLOWがコラボする。
新旧のキングが熱い。
ANARCHYも時間と共にラップ界を切り開いてきて、新たな若い世代の台頭がある。
そのコラボは感慨深い。
ANARCHYがかつての恋人に向けて作った切ないラブソング。
夢を叶えた後に、夢を叶える前に支えてくれた女に対して歌を歌う。
何もなかったが夢を追いかけてた。
今は夢を叶えたはずなのにどこか孤独である。
そんな悲哀もまた美しいカッコいいラップとなってしまうあたり、ラップの度量の深さを感じる。
HIPHOPは何も持たない弱きものの音楽として1970年代にブルックリンで生まれた。
ゲットー・スラム出身の楽曲だ。
だからリアルであり、金や女といった直接的かつ根源的な欲求を形にしたイムズがある。
HIPHOP=金・女
こんなイメージが普遍的にあるという事である。
さて、クラシックHIPHOPラッパーのANARCHYも女遊びしまくりなのである。
コミカルにキャッチ―に真夏のギャルが無敵であると高らかに歌い上げる。
そんなシンプルで堂々とした若いフレッシュな感覚が、ANARCHYを常にANARCHYたらしめるのだろう。
おまけ
人生に欠かせない10のアイテムというクイックジャパンのYOUTUBE。
色んな有名人にインタビューをしていて、俺の好きな大谷翔平の回もある。
しびれた。
この番組は人柄が出るので面白い。
ANARCHYが酒をグイっと飲んで冗談を言うのだが、怖すぎる。
目がすわっているし、【冗談やで、笑うとこやで】
こんな風にサクッと言ってるのにめちゃくちゃ怖い。
くぐってきた修羅場の数が違うというのがわかる一幕。
アイテムはやはりB-BOYのストリートカルチャーにまつわるものが多い。
こういったアイテムやストリートのカルチャーが人生に溶け込んでいて、それがラップに出ているのだと思う。