陽キャでもイケメンでも就活は辛い | 陰キャのための就活指南

陰キャのための就活指南

サークルにも入っていない。バイトもほとんどしていない。友達も少ない。当然彼女もいない。そんなやつらに向けた就活指南ブログ。

前の記事で就活のノウハウを教えるとのたまっておいて、いきなりこんなタイトルの記事を書くのは少し申し訳ない気もする。

 

 

だけどこれはおれたち陰キャの気持ちをフラットな状態に持っていくためだと思って読んでみてほしい。

 

 

就職活動の時期になると、リクルートスーツに身を包んだ大学三年生たちが合同説明会の会場で列をなしている映像がニュースで流れたりする。そのあと美人なニュースキャスターのお姉さんが(この人が超絶勝ち組であることを忘れるな)今年の求人倍率やら、就職難易度やらをフリップ片手に説明し始める。

 

 

社会の景気によって、その年の求人倍率はたしかに変わる。

難易度だって変わる。

 

 

今の大学生には昔話ぐらいの感覚だろうが、リーマンショックからの就職氷河期なんていう地獄の時代もあった。

 

 

おまけにおまえは陰キャだ。たぶん眼鏡をかけているだろうし、一回だけ髪をきったない茶色に染めたことがあるぐらいで、ワックスのつけ方すらろくに知らないはずだ。

 

 

もしかするとすでにESや面接でぐっちゃぐちゃに踏みつぶされているやつもいるかもしれない。ESさえなかなか通過せず、やっと進んだ面接で面接官に鼻で笑われたってやつもいるかもしれない。

 

 

だけど安心しろ。

 

 

陽キャもイケメンもESはなかなか通らないし、志望動機の薄っぺらさをハゲ散らかした企業の人事にねちねち笑われている。

 

 

もう内定もらったやつがゼミにいるって? そいつはおまえが凹まされた10倍凹まされてやっとこさ内定を取ったんだ。それで綺麗な部分だけを周囲に見せて悦に入ってるだけだから気にするな。

 

 

就職活動なんて多少つらいのが当たり前だ。緊張するし、きりきり胃が痛むぐらいみんなある。

だけどおまえが眼鏡をかけて小太りだから苦労してるわけじゃないってことだけは頭に入れておいてほしい。

 

 

なんでこんな啓発セミナーみたいな記事をしょっぱなに書くのかというと、ここを勘違いしてどんどんネガティブになっていく人間が意外と多いからだ。

 

 

現にこれだけ言っても不安なやつもいるだろう?

そう、これを読んでる眼鏡、きみだ。

 

 

そんなネガティブ陰キャに魔法の言葉を教えてやる。

 

 

上なんか見てもキリがないから下を見ろ。

 

 

いるだろう? 自分よりもひどいやつ。なんか臭いし、友達どころか言葉を発しているところさえ見たことがない、こいつと同じ大学に通っているって事実が恥ずかしくなるようなやつ。

 

 

そいつよりはましだ。

もっとひどい見方をしてもいい。おまえは大卒になるだろうけど、世の中の半分は高卒以下だ。

就活をしている時点で、おまえはもう日本の半分より上ってことを忘れるな。