まじめな話が続いたので、今回はアニメの話です。
先日、テレビで「マツコの知らない世界」を見ていたら、
「UFOロボ グレンダイザー」
というアニメがフランスで人気だという話がありました。
「懐かしい!!!」
ということで、今回はこの「グレンダイザー」の話です。
Wikipediaでは
『マジンガーZ』(前々作)や『グレートマジンガー』(前作)と世界観を共有した、マジンガーシリーズの第3作。
全74話という長期放映でありながら、平均視聴率は20.9%を記録。
(最高視聴率は第21話「決戦!オーロラの輝き」の27.6%。)
<あらすじ>(読まなくても大丈夫です。)
ベガ星雲の惑星・フリード星は平和に他の星と共存していたが、ある日、突然に宇宙征服を目論む支配者ベガ大王が率いるベガ星連合軍による侵略を受けて滅亡する。
王子デュークフリードはフリード星の科学の結晶であり、円盤スぺイザーと合体する“UFOロボ グレンダイザー”でからくも脱出し、ベガ星連合軍の追っ手から逃れつつ宇宙を彷徨ったあげく地球にたどり着いた。
八ヶ岳近くの地獄谷に不時着したデュークは、宇宙科学研究所の宇門源蔵所長に救われて彼の養子となり、“宇門大介”を名乗って地球人として暮らすようになる。
それから2年後。かつてマジンガーZで地下勢力と戦った兜甲児が、自作の小型円盤TFOで研究所を訪れた。
宇門所長と牧葉団兵衛が共同経営するシラカバ牧場にて大介とも対面するが、反りが合わない2人。
その晩、赤い月を見て大介はベガ星連合軍が地球侵略を目論んでいると悟ったが、地球人としての平穏な生活を続けることを望み、ベガ星連合軍との戦いを拒否する彼はひとり苦悩する。
しかし翌日、飛来したベガ軍の円盤にTFOが攻撃されるのを目の当たりにした大介は、甲児の危機を見捨てられず真の名を叫んだ。「デュークフリード!!」
再び元の姿に戻ったデュークフリードは、第二の故郷である地球を守るため、グレンダイザーで戦うことを決意する。
このことを知ったベガ星連合軍は、月面基地・スカルムーンから円盤獣を差し向ける。
デュークの秘密と生い立ちを知った甲児も、ともに地球のために戦うことを誓い、時に反発し時に信頼し合いながら次々と襲い来る円盤獣を退けてゆく。
ベガ軍の兵士の中にはそれぞれの事情を抱えた者、さらにデュークの知己までいた。
やがてベガ大王の本隊が地球圏に移動し、強力なベガ獣がグレンダイザーを襲う。
しかし友情を結んだ甲児に加え、デュークを慕う牧葉ひかる、再会した妹のマリアがダイザーチームとして共に戦っていく。
です。
このアニメは日本以外でも放送されていて、ヨーロッパの一部や中東などで、絶大な人気を博しています。
フランス
『Goldorak(ゴルドラック)』と改題されて放送された。
視聴率は平均75%、最高100%であった。
テレビ放送前に劇場公開された総集編の主題歌『Goldorak le grand(ゴルドラック・偉大なる者)』はフランス国内で異例の135万枚(再発版を含めれば380万枚)の大ヒットとなった。
2021年10月15日にはフランス郵政公社より郵便切手が発行されている。
アラブ諸国
アラブ諸国(中東圏)ではイラクを筆頭にシリア、ヨルダン、エジプト、クウェートなどで放送し、大人気だった。
2022年12月にはサウジアラビア・リヤドで前月から開催されていた(翌2023年1月まで)大規模なエンターティメントイベント「リヤド・シーズン2022」内に設けられた「ブールバードワールド」の一つであるブース「ジャパンアニメタウン」にて、ほぼ設定どおりの全高(33.7m)で造られたグレンダイザー金属製立像が公開された。
これは世界最大の架空のキャラクターの金属製彫刻としてギネス世界記録に認定された。
イラク
放送時間になるとイラク中の路地から子供たちの姿が消えたというほどの人気を博した。
80年代以降国営放送で繰り返し放送された。
宗派や民族をめぐって争いの絶えないイラクで、
「国民が唯一ともに共感し一致できる話題は、サッカーかグレンダイザーしかない」という冗談まであるという。
イタリア
最高視聴率は80%以上を記録した。
2021年時点で40歳から50歳の人々は「グレンダイザー世代」とも呼ばれる。
日本にいると、あまり気付きませんが、日本のアニメは本当に凄いんです。
色々な理由で世界が対立していますが、分かり合えるものもあります。
つまらない話ですいません。