書き足らなかったので追加です。
(ただのアニメの感想なので、読まなくても大丈夫です。)
(子供の読書感想文みたいになっています。)
先日、「東京マグニチュード8.0」というアニメの話をしました。
東日本大震災が起きる2年前の作品であること、
きちんと取材してある(東京消防庁、海上保安庁、上自衛隊など)作品であること、
などを話しました。
そして、
一説によると、
「東京は30年以内にマグニチュード7以上の大地震が70%以上の確率で起こる」
と言われていることも話しました。
柄にもなく、まじめに考えさせてくれるアニメでした。
もしも今(このブログを読んでいる今)、立っていられない位の大きな揺れが起きて、大地震が起きたら、私たちは東日本大震災や阪神淡路大震災の教訓を十分に生かしたと言える対応ができるんでしょうか?
このアニメを見て、まず被災者に対する十分な、そして迅速な情報提供が大切だと思いました。
おそらく通信障害などでスマホはつながらず、充電もすぐになくなるでしょう。
(私のスマホの充電は半日で切れます。)
集中豪雨や台風などの時に、スマホに一斉送信される警報も期待できないと考えるべきです。
普段、ラジオを持ち歩いている人もあまりいませんよね。
仮にニュースを見れたとしても、災害が起きたことは分かっても、肝心な「自分の住んでいるところの状況」や「家族の安否や所在」がわかりません。
どこが安全で、どこが危険かわからないでしょうし、
現在地に留まった方が良いのか、どこへ向かえば良いのかもわからないと思います。
輸送手段(トラックや船)があるところ、救援物資があるところ、避難所などには色のついた発煙筒など上がっていると分かりやすいかもしれませんね。
(危険地域には赤い発煙筒とか・・・。夜には空に向かってライトとか・・・。)
更に、
救助隊や援助物資、医療の提供の手順は?
すぐに被災地に入って対応できるか?
自衛隊だけでは限界があるのでは?
首都が壊滅的な場合、指揮系統はどうなるの?
数千、数万人にも及ぶであろう、ケガ人や病人の対応は?
などなど、
マニュアルはあるのかも知れませんが、全く知らないです。
阪神淡路大震災の時のデータでは、
当日に救助:75%が生存。
翌日に救助:24%が生存。
3日目に救助:15%が生存。
4日目以降:生存率5%以下。
だったそうです。
1秒でも早く救助の必要があります。
「72時間の壁」
という言葉で勘違いしそうですが、72時間以内に救助できれば助かる訳ではありません。
やはり理想は
「可能な限り、24時間以内の救助を目指す」
ということだと思います。
(翌日救助の生存率は24%になるのですから・・・。)
阪神淡路大震災で、ガレキの下から救助された1万8000人のうちの8割は近隣住民による救助だったらしいです。
各地に重いものを動かせるような道具や機械、小型の重機など、住民が使える準備があるといいですよね。
発電機もあった方が良いと思います。
当然「二次災害を防ぎながら」になります。
私が知っている範囲では、
「もし○○で災害が起きたら24時間以内に出発の準備をお願いします。」
という医療従事者の約束事を聞いたことがないです。
最近起こった、色々な災害の時でも、
① 県や国から各病院に依頼があって、
② 院長がスタッフの希望を募って・・・
③ それを各病院から県や国に報告して・・・
④ 出発日を決定
という手順だったと思います。
どうしても助からない命もありますが、
政府には
「助かるはずの命は必ず助ける」
という取り組みと準備をしてほしいです。
「内閣支持率」や「不支持率」など、よくニュースで出ていています。
政治家にとって、今の問題の対策、今の国民の人気も大事だと思いますが、
どんなに酷評されても、短命な政権に終わっても、
将来の災害の時に
「あの政治家がいたおかげで多くの命が助かった」
「私の家族が助かった。一命を取り留めた。」
と言われる取り組みをしてほしいですね。
新型コロナは予測できなかったと思いますが、
震災は昔から定期的に発生している訳ですから・・。
大きな企業がやってくれても損はないと思います。
熱くなってすいません。
本当に色々考えさせてもらいました。