今回はただの雑談です。
3月は母の命日でした。(もう4月ですが。)
私が幼稚園か小学生低学年くらいの頃、「キタキツネ物語」という映画に連れて行ってもらった記憶があります。
映画とか全然連れて行ってくれる両親ではなかったし、この映画をお願いした記憶はないのですが・・・。
(もっと、アニメとかゴジラとか、スターウォーズとかに行きたかったです。)
タイトルのように、キタキツネ親子の映画だったと思うのですが、
あらすじはほとんど覚えておらず、思い出せるのは3点だけです。
① 子ぎつねのうちの1匹が途中で死んでしまったこと(けっこうショック)、
② 劇中、「キタキツネは大人になったら、子供の時に行ったことがある範囲より外に出ない。」という説明があったこと、
③ 何か暗い終わり方をしたこと(思い出せない・・。)、
です。
見直したことはないので、違ってたらすいません。
私は大人になってから、たまにですが、
「キタキツネは大人になったら、子供の時に行ったことがある範囲より外に出ない。」
という言葉が頭に浮かぶことがあります。
大人になると、好奇心がなくなる、冒険をしたくなくなる、安全を選びたくなる・・・。
悪いことではないですが、
医者で言えば、
「医学は日々進歩していくのに、今までの慣れ親しんだ治療法や考え方に囚われてしまい、若い医者から見たら時代遅れになってしまう」
という感じでしょうか?
「そういう風になってはいけない」と思いながら、「無意識に時代遅れになっているのでは?」
と考えることがあります。
「内容も覚えていないあの映画のワンフレーズが自分の中に生きている。」
というか
「自分をたまに戒めている。」
という不思議な感じで、これも親から教えられたことのように感じます。
(厳密には、キタキツネが大人になって独立する時は、その範囲を出ざるを得なくなるのかもしれませんが、その辺のツッコミはなしということでお願いします。)