日本のGDP 第一四半期が発表されました。

 

大方の思いと 全く反して なんと プラス2.1%の 伸びだという。

そんなの ありえないでしょう。??????

大企業も大量のリストラをしようとしてるし

経団連会長や トヨタも 終身雇用はもう無理。って言ってるのに

 

どうしてそういうことになるの。

及川幸久氏が動画で説明してくれたのを こちらに要約してみます。

幸福実現党は まったく興味がないですが この方の説明は分かりやすいところがあります。

 

お勉強の時間です。経済が分かるおばさんになろう。ラブ

 

政治家に言いくるめられないようにするために。

庶民の 経済民度を上げよう!

いろんな意味で 民度を上げないと いいようにされてしまうよー。ガーン

 

GDPは 外需寄与度と 内需寄与度を合わせたもの。

外需とは 貿易

内需とは国内経済

 

外需には輸出と輸入がありますが

輸出は -2.4%    輸入は もっと悪くて -4.6%  でした。

ここが 不思議なところなのですが

貿易のGDP貢献度は 輸出から輸入を引いたものになりますが

輸入が悪すぎたことで外需がプラスになってしまった。

 

つまり 輸出が伸びた形になってしまったのですね。

そしてこれが結果的に

GDPを押し上げる形になってしまったという。

 

内需の国内経済ですが

民間設備投資 -0.3%

個人消費 -1%

国内経済が すごく悪いので 当然輸入しても売れないから 輸入はすごく悪いわけ。

 

さらに 公共投資に関してみると 1.5%に伸びている。

この数値 おかしくない?

補正予算にょって公共投資が良くなったということですが

もう 政府の出す数値なんてあてにならないから 本当かどうかも分かりませんね。

茂木大臣は 昨年の補正予算や今年の予算の執行によって公共投資は増加すると期待されるので

内需の増加傾向はくずれていない。

と言っています。

 

菅官房長官は もはやデフレではない。

なんて 言っちゃってます。

 

そんなわけで

実態は 不景気なのに むりやりな数字で プラス成長だという。プンプン

 

ドイツも 第一四半期 プラス0.4%でしたが

アルトマイヤー経済大臣は 米中の貿易戦争や イランの問題で 今後も危機感を表明しており

ドイツは官僚主義の廃止と もっと減税すべきだと 発言しています。

 

ドイツに比べると

日本のお気楽さが よく分かります。

 

次の第二四半期は 間違いなくマイナスになると 及川氏は言っています。

 

GDPのからくり。

騙されてはいけない。