中国、ロシア両軍が核搭載可能な戦略爆撃機で日本列島に沿い東京方面へ威嚇行動 空母遼寧と同じルート | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  中国、ロシア両軍が核搭載可能な戦略爆撃機で日本列島に沿い東京方面へ威嚇行動

 

 みなさま、お元気ですか。毎日寒いですね。

 とても寒いし地震もあるし、年末でとても忙しい日本ですが、そこを狙って中国、ロシア両軍の爆撃機が9日に沖縄本島・宮古島間を抜けて太平洋まで共同飛行した際、太平洋に出た後に東京方面へ向かう異例のルートをとっていたことがわかりました。

 先日戦闘機を百回以上出撃させて、自衛隊機にレーダー照射をしてロックオンした、空母遼寧の航跡とほぼ同じです。

 

中国J-15戦闘機と日本F-15戦闘機のレーダー照射

 これはとても大きな問題であり、看過することは許されません。中国、ロシア両軍が核搭載可能な戦略爆撃機で日本列島に沿い東京方面へ向かう示威行動を、わざわざ行ったということです。核爆弾を搭載している可能性が高いのです。明らかな軍事的威嚇であり、ロックオンと同じように、「照準を合わせて引き金に手をかけている状態」だということです。これはこれから必ず起こるだろう台湾有事において、日本が戦争の最前線に置かれている事実を明らかにしています。

 ロシアのウクライナ侵攻に、中国は多くの援助をしており、最前線に朝鮮軍が参加していることはよく知られています。独裁国家たちが手を組んでいるのです。

 中国はその見返りとして、台湾侵攻や沖縄侵攻をするとき、ロシア軍に援助を求め、協力して日本を攻撃する可能性があります。そのために中国はウクライナ戦争のロシアを支援をしてきました。

 これらの国は、言論の自由がなく、だれでも政府に反対すれば逮捕されるか、暗殺されてしまうことは、歴史の事実が示している通りです。理屈は通じません。

 日本人は外国の考え方が自分たちと同じお花畑思想だろうと考えている人が多いのですが、現実には、言論で話し合いを進めて解決するということが通用しません。今でもまだウクライナ戦争が終わっていないということを、われわれは忘れるべきではありません。お花畑思想の人は、なぜ自分で話し合いに行かないのでしょうか。話し合えば解決するなら、早く現地に行って実行してほしいと思います。

 ロシアや中国の狙いは、「領土をよこせ」であり、「従わなければ爆撃する」という論理です。彼らの狙いは「話し合い」ではありません。「領土をよこせ」は、最初のきっかけの動機でしかなく、東京を攻撃するぞ、日本を占領するぞというメッセージです。その現実から立脚して対策を進めるべきです。

 これを笑って済ませようとする人は、スパイか工作員であり、あるいはだまされている何も知らない人、情報弱者ということになるのではないでしょうか。うやむやにするとどんどん繰り返されて、そのうち軍艦が東京まで押し寄せてくるでしょう。

 

中国空母「遼寧」の動き、日本近海を航行

 

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中国・ロシア両軍の爆撃機が東京方面へ向かう「異例のルート」を共同飛行…核も搭載可能、連携して威嚇か 12/13(土) 1:00配信 読売新聞オンライン

 

 中国軍のH6K爆撃機、東京方面へ飛行

中国のH6爆撃機=統合幕僚監部提供

 

 中国、ロシア両軍の爆撃機が9日に沖縄本島・宮古島間を抜けて太平洋まで共同飛行した際、太平洋に出た後に東京方面へ向かう異例のルートをとっていたことが分かった。中国軍機は核巡航ミサイルを搭載可能な改良型の戦略爆撃機だった。中国がロシアと連携して威嚇してきた可能性があり、日本政府は警戒を強めている。

日中露爆撃機、東京方面へ異例ルート

【地図】 一目でわかる…中国・ロシア両軍の爆撃機が飛んだ「異例のルート」

 

 複数の政府関係者が明らかにした。9日に飛行したのは中国の爆撃機「H(轟)6」の派生型である「H6K」。射程1500キロ・メートル以上とされ、核弾頭を装着可能な空対地巡航ミサイル「CJ20」の発射能力を持つのが特徴だ。

 

 2機のH6Kは露軍の「Tu95」爆撃機2機や護衛の戦闘機とともに、沖縄本島・宮古島間を抜けた後、北東に進路を変更。日本列島に沿うようにして四国沖まで至ったあと、引き返した。進路の延長線上には、東京のほか、海上自衛隊横須賀基地、米海軍横須賀基地が位置していた。飛行ルートは、今月6日に艦載機が自衛隊機にレーダー照射した中国軍の空母「遼寧」が航行したルートとも重なっていた。

 

 自衛隊幹部によると、中国軍爆撃機は2017年にも東京に向かうルートをとったことがあるが、中露両軍機が同時に向かうことが確認されたのは初めて。中国軍機は過去に、沖縄本島・宮古島間を抜けた後、米軍の拠点があるグアム方面に向かうことが多く、同幹部は今回の飛行について、「東京を爆撃できると誇示する狙いがあった」と分析している。高市首相による台湾有事を巡る国会答弁への反発から、今回の示威行為に及んだ可能性もある。

 

自衛隊と米軍は共同訓練で対抗姿勢

 中露両軍の動きに対し、自衛隊と米軍は対抗姿勢を強めている。10日には日本海上空で、核兵器を搭載可能な米軍のB52戦略爆撃機2機と空自のF35戦闘機3機、F15戦闘機3機による共同訓練を行った。日米の連携を示し、抑止力を高める狙いがある。

 

プーさんとはちみつ絵本 表紙

 

パレードしようと町まででかけたらハチミツ忘れたプーさん 

 

皆様のご健康をお祈りいたします。

 そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

   いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。