静寂を破る言葉の刃 中国の本音 「高石首相の首を斬り落とす」 駐大阪総領事の言葉 中国の本音 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
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  静寂を破る言葉の刃 中国の本音 「高石首相の首を●り落とす」

 

 みなさま、お元気ですか。

 深夜、暗闇に投げ込まれた言葉がありました。それは、外交という名の礼節を纏うべき人物から放たれた、剥き出しの刃のような言葉でした。

 2025年11月8日、夜が更けた頃、中国の薛剣駐大阪総領事が、X(ツイッター)に書き込んだ一文。高市早苗首相に向けられたその言葉は、「その汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやる」というものでした。

 この激烈な言葉の背景にあったのは、高市首相が国会答弁で、台湾有事は存立危機事態になりうると述べたことでした。一国の首相が自国の安全保障について語ることが、なぜこれほどまでの憎悪の言葉を呼び起こすのでしょうか。

 本来であれば、これは決してあってはならない投稿です。しかし、中国べったりで隷属しているマスメディアは、この出来事を報じようとはしません。そして、買収という甘い蜜に絡め取られた評論家や政治家たちは、おそらく高市氏に責任を転嫁し、非難の矛先を向けることでしょう。

 それでも、声なき声は存在します。報道記事に寄せられた読者の皆さまのコメントに、耳を傾けてみましょう。

 

コメント1

ペルソナノングラータ(好ましからざる人物)として即時追放すべきだと思います。 中国で日本人外交官が同じことをやったら、その日のうちに追放されるでしょうね。お別れ会などを開く猶予も与えられないと思います。 日本政府も、スピード感のある対応が求められると思います。

コメント2

この問題は一つの重要な試金石になりますね この殺害予告を報道しないオールドメディアはすでに中国の息がかかったマスコミと考えていいと思います またマスコミが報じようが何か中国総領事の発言をかばうような発言をする国会議員や評論家はもうすでに中国側となんらかのつながりがある人物と考えていいでしょう なんせ明確な殺害予告なんですから 警察も何もしないのであれば、今後一般人が殺害予告したとしても逮捕できませんよ。 法律は中国総領事であろうと一般の日本人であろうとまったく平等であるべきですから

コメント3

この領事に限らず、中国ロシアを筆頭に一部の国の大使館ナンバー車の横暴極まりない運転やごみのポイ捨て、違法駐車をする車に対して、注意をしても大使特権を笠に着て逆切れしてくるのは常だが、この「ペルソナ・ノングラータ」を言うと途端に態度が変わる。 数少ない有効な武器であるので、もっと世間にも認知されて使われるべき。

コメント4

大阪の中国領事館の人間がこういう発言をする背景には、維新の政策によって、大阪はチャイナタウン化しており、大阪は既に抑えているという意識があるのだと思います。

コメント5

国際法上台湾の主権を日本は放棄宣言をしたけど移管手続きをしてないので台湾は中国に復帰なんてしてませんよ 台湾を実効支配してる現台湾政府も国際法に則った移管手続きをしてないので国連は台湾を独立国家として認めてません 台湾問題の根源はコレに尽きる 国際法に則った解決策は時効で差し戻された台湾の主権を中国に移管若しくは台湾政府に移管 あるいは日本本土に復帰を台湾人に国民投票で選んで貰う事です

 

 以上、引用です。例えばある特定の国による、日本の国旗損壊や、日本の首相に対するテロを連想させる脅迫などは、決して許されるものではありません。

 もしも、私たちがこの暴言を見過ごし、沈黙のうちに放置してしまうならば——次に訪れるものは、言葉ではなく、真の暴力です。そして、遠く海を隔てた台湾の地に、悲劇の影が落ちることになるでしょう。

 戦火は、一度灯されれば拡大します。台湾が侵略された後、次に狙われるのは沖縄であり、九州です。日本はアジアのウクライナとなり、熊のプーさんは言うでしょう。「九州をよこしたら停戦してやろう」と。

 今、私たちに求められているのは、目を背けない勇気です。

 静寂の中に消えていく言葉の刃を、決して忘れてはなりません。

 

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中国の駐大阪総領事、高市首相に「その汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやる」 「台湾有事」めぐり暴言→削除 11/9(日) 22:00配信 J-CASTニュース

 

高市早苗首相、台湾有事発言が発端

高市早苗首相。台湾危機をめぐる答弁が発端になった

 

 中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事が2025年11月8日深夜、高市早苗首相による台湾有事をめぐる国会答弁について、Xで「その汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやる」などと投稿し、後に削除した。

 

【画像】削除されたポスト「その汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやる」

 

■怒り顔の絵文字つきで「覚悟が出来ているのか」

 薛氏の投稿は、朝日新聞デジタルによる「高市首相、台湾有事『存立危機事態になりうる』 武力攻撃の発生時」との記事に反応したもの。記事では高市氏が7日の衆院予算委員会で、日本が集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」にあたる具体例について、台湾有事を挙げたことを伝えていた。

 薛氏はこの記事を引用すると、「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟が出来ているのか」(原文ママ・以下同)とし、怒り顔の絵文字を添えた。

 薛氏の投稿は波紋を広げ、「文脈からして高市首相への殺害予告とも読み取れるので極めて悪質」などとする批判を呼んだ。

 

21年にも「台湾独立=戦争。はっきり言っておく!」

 薛氏は、中国の攻撃的な外交スタイル「戦狼外交」の代表例として知られている。

 過去にもSNSで過激な主張を繰り返しており、21年には台湾問題に関連して、「台湾独立=戦争。はっきり言っておく! 中国には妥協の余地ゼロ!!! 」と投稿。これに対し、松原仁衆院議員が「言語道断である。このような恫喝は、断じて許されるものではない」などと質問主意書で批判した経緯がある。

 25年6月には、Xでナチス・ドイツとイスラエルを同一視する投稿を行い、イスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使から強い批判を受けた。

松原仁氏「ウィーン条約に基づき国外追放すべきだ」

 薛氏は9日夕方までに投稿を削除した一方で、「台湾問題は日本は関係ない、中国の問題なのだから中国人が解決するべき!」など、自身の主張を支持するような投稿をリポスト(拡散)している。

 また、中国人民解放軍の動画を添え、「中国人民解放軍の真実の姿は今ご覧の通りで平和を守る世界一強力な砦となっている。中国内政への干渉、国家主権の損害、台湾両岸統一の妨害などは一切許さい」とも主張。

 別の投稿では、「『台湾有事は日本有事』は日本の一部の頭の悪い政治屋が選ぼうとする死の道だ」と訴え、持論を展開した。

「日本国憲法どうのこうのはともかく、それ以前に中日平和友好条約の法的義務に違反し、第二次世界大戦勝利の成果の一つである台湾の中国復帰を無視し、敗戦国として果たすべき承服義務を反故にし、国連憲章の旧敵国条項を完全忘却した余りにも無謀過ぎる試みだ」

 そうした上で、「くれぐれも最低限の理性と遵法精神を取り戻して理性的に台湾問題を考え、敗戦のような民族的潰滅を喰らうことが二度とないようにしてほしい」と結んだ。

 過去にも国会で薛氏の発言を批判していた松原仁氏は、薛氏の投稿を引用し「ペルソナノングラータ(※好ましからざる人物。外交官は派遣国から任命されるだけでなく、接受国からも承認を得る必要があるとする考え方)と国会で何度も訴えてきた。ウィーン条約に基づき国外追放すべきだ」としている。

 

皆様のご健康をお祈りいたします。

   そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

      いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

日置俊次氏、台湾有事に関する薛剣総領事の発言

日置俊次 (ひおきしゅんじ)