居眠りをする石破首相 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  居眠りをする石破首相

 

 みなさま、お元気ですか。

 6日に広島市で営まれた「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)ですが、石破茂首相が居眠りしている動画がSNS上で拡散されました。

 林芳正官房長官は7日の記者会見で、「式典での首相の様子について詳細は把握していない」としつつ、居眠りの「事実はない」と語りました。

 まず最初の違和感ですが、この動画が広がると同時に、政府の雇った情報要員と思われる人たちが一斉に、インターネット上で石破首相を擁護するコメントをあちこちに投稿し、「首相は居眠りをしていない」「石破首相は素晴らしい」と断言したことについて、不思議に思いました。

 今回、石破陣営は情報要員による操作にかなりお金をつぎ込みましたね。この動画を見て、石破氏が全く眠っていないと断言することは無理があります。こうして石破支持というコメントが大量に出回っていて、それに流される人たちもいるようですが、あからさまな世論操作ですね。

 もう一つの違和感は、林芳正官房長官が、「式典での首相の様子について把握していない」と述べつつ、「居眠りの事実はない」と断言したことです。これは言っていることがすでに矛盾しているようですね。把握していないのになぜ断言できるのでしょうか。この表現が、インターネット上の読者コメントと全く同じなのです。

 石破首相の居眠りはもう通常運転ですので、驚きません。証明するのは簡単で、今度なにかの会合があれば、ずっと撮影して検証するといいでしょう。かならず居眠りをすると思います。断言してもいいのですが、これはこれからも繰り返されることでしょう。

 私は石破首相を責めるつもりはありません。私にはその資格はないと思います。

 私も睡眠には悩まされていて、大切な時でも寝てしまうのです。これは子供の頃からそうで、学校で試験があるときでも、前の日に何も準備しないですぐ寝てしまうのです。疲れたり、眠くなるとすっと寝てしまいますので、これはどうにもなりません。私は一日に最低9時間以上の睡眠時間が必要で、寝ていないとすぐに眠気に襲われます。私は睡魔にだけは勝てないのです。いろいろ試してみましたが、ダメでしたので、睡眠時間を長くとるように努めています。

 記事に対する読者コメントを見てみましょう。この記事には、なぜか政府の情報要員はあまり介入していなかったようです。

 

コメント1

完全にウトウトして、ハッと我に返る、岸田氏も同じ。

あの動画視たら、誰もそう感じるはず。

周囲の参列者も映り込んでいますが、皆さん刮目してスピーチに聴き入っている様子が見て取れます。

この式典の重さ、自分達のポジション考えたら、いかにまずいことか、指摘されても仕方ないと思います。

 

コメント2

今は動画が直ぐに出るからね。いくら嘘をついてもますます不信感を増幅させるだけ。石破・岸田の二人揃って居眠りして、その直ぐ近くに地元の高校生や中学生が背筋伸ばして話を聞いてる姿が対照的だったなぁ。終わった人たちとこれからを生きる人たち。同じ生物でもこんなにも差が出るんだよなぁ。自分も一人の日本人として気をつけなくちゃだな。

 

コメント3

個人的にはあれは寝落ちしていたようにしか見えなかった。寝ていたかどうか林官房長官が否定してたところで意味ないし、石破首相がその真偽に言及すべき。

そして居眠りしていなかったとしで、紛らわしい言動をすべきではない。まして日本にとって極めて重要な平和記念式典で。

 

コメント4

映像を見る限り寝てます、寝ていても務まる仕事ですね、国会議員の仕事はそんな重労働ではないと思います、政府内閣の政治家は多忙だと思いますが

居なくても官僚に少し政治家ぎ居れば日本は周ります、カルフォルニアより、小さな日本にこれだけ沢山の政治家は必要ないです、それから、政治家の給料歳費を、一般の国民並みにしてください、それでも、政治家になりたいならすれば良いです

 

コメント5

同じく。映像拝見しましたが、寝ていてなんらかの拍子にはっと起き上がった風に見えました。

一応、一国(日本)の総理大臣…ご公務等のお疲れで眠いのは良く分かりますが、原爆で亡くなられた方々を弔い平和を願う大切な式典。

式典の時ぐらいは頑張って起きていただきたかったなぁと。悲しい気持ちになります

 

コメント6

居眠りした方を拝見したことのある方なら、そう思われても不思議ではないように感じます。一瞬寝落ちしたけど慌ててハッと我に返ったような感じでしたね。目を見開き正面をじっと見据えて大切な話に耳を傾ける場面ゆえに、寝ていたか否かは別として、要人として参列する正しい姿ではなかったと感じました。お膝元であるはずの岸田氏と共に。欧米の平和記念式典なら許されることは無く大バッシングでしょうね。

林氏も詳細を把握されていないのなら、正直に「分かりません」とか「お答えできません」と言えば良いのかと思いました。眠たくなったら太ももをコッソリつねってくださいと奥様もアドバイス差し上げたら良いのに。

 

 以上、引用です。これらのコメントは、常識的な意見であると思います。

 旅先で、暑くて疲れて、寝てしまうということはあるものだと思いますが、私と違って石破氏は首相であるわけで、式典で眠ることはよくないですね。何とかならないものでしょうか。

 以前、私はとても疲れているとき、授業をしながら寝てしまったことがあります。大学で講義をして、教壇で大勢を前にして話しながら、一瞬、意識が途切れました。

 寝てしまったと自分では思いましたが、あとで数人の学生に聞いたら、先生はずっと話をしていて、話は途切れず、寝てはいませんでしたよと言われて、そうなのかと思ったことがあります。確かにマイクは手に持っていましたし、口は動き続けていたようです。

 僧侶の方に聞いたら、お経をあげながら意識が飛ぶことがあり、それでも知らない間にお経は正確に続いているということです。またピアノを弾く人に聞いたら、意識がなくなることがありますが、指は無意識に動いてずっと正しく曲を弾いているということです。無意識の動きというのか、幽体離脱というのか、そういうことはあるのだろうと思います。

 石破氏も、もちろん眠らないのが最善ですが、眼は眠ってしまっても、耳ではちゃんと聞いていると言えばよかったかもしれませんね。それも屁理屈に聞こえてしまうとすれば、彼の普段の言い逃ればかりの言行が災いしているのでしょう。

 

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石破首相の「居眠り」動画拡散 林官房長官は否定、健康不安説も一蹴

8/7(木) 11:28配信 産経新聞

 

 6日に広島市で営まれた「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)で、石破茂首相が居眠りしているとみられる動画が交流サイト(SNS)上で拡散され、波紋を広げている。林芳正官房長官は7日の記者会見で、首相の居眠りを否定した。「式典での首相の様子について詳細は把握していない」としつつ、居眠りの「事実はない」と語った。

 首相は7月28日の両院議員懇談会でも「寝ていた」と出席議員から指摘されており、体調を不安視する声も出ている。林氏は首相の体調について「健康状態に何ら問題はない」と説明した。

拡散されている動画は、式典の様子を放映したテレビ中継の映像を引用したものとみられ、首相が目をつむった状態が5秒ほど映し出されたあと、急に顔を上げる様子が映し出されている。SNS上では首相は式典の最中に居眠りしていたとの見方が広がり、「国会はまだ許せたが、今回はダメでしょ」などと批判的な意見が相次いだ。

 首相は昨年11月の衆院本会議での首相指名選挙中に居眠りしていたとみられる場面もあった。当日は風邪気味で、風邪薬を服用していたという。また、青山繁晴参院議員が1日に自身のユーチューブチャンネルに投稿した動画で、先月28日に東京・永田町の自民党本部で開かれた党両院議員懇談会で首相が途中で「寝ていた」と言及している。

 

 

 

 

 

 

皆様のご健康をお祈りいたします。

   そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

      いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。