くさったさつまいも なぜくさるのか | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  くさったさつまいも なぜくさるのか

 

 皆さま、お元気でお過ごしですか。

 今日は日常のちょっとした出来事をお話します。

 先日スーパーで、さつまいもの特売があり、ふつう200円以上するものが1本百円程度で売られていました。

 私は3本買いました。

 さて、帰ってきて、そのさつまいもをどこかにおいて、そのまま忘れてしまいました。後から探したのですが、わからないのです。

 何日かたって、部屋の物陰に隠れているところを見つけたのですが、3本のうち1本のさつまいもが真っ黒になり、カビが生えて腐っていました。

 あわててほかの2本を取り出したのですが、2本は無事でした。

 同じ袋に入れておいたのに、あるものは腐ってくにゃくにゃになり、あるものは元気でしっかり硬いままです。

 これは芋の問題なのだと思いますが、こういう差はどこから出てくるのでしょうか。

 それからこれだけの分量のものがすぐ目の前にあるのに、どうして私は今まで探しても気づかなかったのでしょうか。

 例えば歌人でも、同じ環境に置かれて、そのまま腐ってしまう人もいれば、元気に歌を詠み続ける人がいると思います。また素晴らしい歌を発表しているのに、どうしても世の中の眼に触れない、気づかれない歌人、発見されない歌人というものがいると思います。

 これらは私にとっては大きな問題です。小説の主題になるような問題として、今も考えています。

 いずれにしても、せっかく買った食べ物を腐らせてしまうのはよくありませんね。

 焼き芋にしてルメに捧げようと思っていたのですが、つい先延ばししてしまったのがいけなかったと思います。

 反省しています。

 

 

天天快樂、萬事如意

みなさまにすばらしい幸運や喜びがやってきますように。

   いつもブログを訪れてくださり、ありがとうございます。