ハムスターの石破ちゃん
石破首相は、ゆるキャラである「とっとこ走るよいしばちゃん」として生きていくしかないと思います。
今まで長い間、自民党の総裁選に挑戦し続け、落選したのちは、近くにいる様々な首相を批判してきました。仲間を後ろから撃ちながら、自分はすごい、自分はもっとできる、自分は完ぺきな首相になると公言してきたのですから、自分自身でもそれを信じていたのでしょう。
しかし、それは自分だけの幻想でした。客観的に見ると、お箸はふつうに持てないし、茶碗も持てないし、口を閉じておにぎりも食べられないし、ネクタイはねじれたままで、必要のない眼鏡にはシールが貼ってあるということですから、かなり評判が下がっています。自分の信条や思想というものも、実際は空っぽであるようです。
しかし、本人はそれを知らないのではないでしょうか。「いしばちゃん」は裸の王様で、まったく情報を持っていないように見えます。石破内閣の支持率は今31パーセントという結果が出ていますが、本人は低いとも思っていないのではないでしょうか。そういう、不感症的なもの、神経が麻痺しているのではないかとおもわれる形跡が、ありますね。
そこで、われわれはため息をついて、今度はどんな騒動を起こすのだろうと、わくわくしながら、「とっとこ走るよいしばちゃん」のハムスターを眺めるという態度をとるしかないだろうと思います。そうしないと、心配で見ていられないのです。
私自身はといえば、もっとうまくできると思っていたのに、実際は全くできないので、なんとも落ち込むということが数え切れないほどあります。毎日がそうです。お能の舞も、見ているとできそうに思えますが、自分がやってみると全くできなくて悩みましたし、空手も、型を見ているとできそうに思うのですが、なかなか覚えられなくて落ち込みました。お料理が好きですが、まだ包丁がうまく扱えません。できないことが山ほどあります。人生は甘くありません。
こういう挫折体験というものを抱きながら、ゆるきゃらハムスターの「いしばちゃん」を眺めて、「できると思っていたのにできなかった」というドラマを味わうということが、いまは国民に許された唯一の慰めなのではないかと思います。「できないことに気づかない」という、思いがけない解決法があったのかということにも、改めて気づかされます。
それにしても石破内閣はひどいですね。あちこちで醜態が広がっています。統一教会関係者が法務大臣とか、信じられない話がいくつもあります。
最近、岩屋外相が中国とずぶずぶの関係にあるということがいろいろ指摘されていて、そうなのかなと思っていましたが、彼はやはりさっそく中国に行くことにしたようです。もちろん、目的は接待漬けでしょう。一度接待漬けになると忘れられないといいます。
接待というものは受けたことがないのでわかりませんが、安倍首相によると、中国の接待漬けはものすごいものだそうです。安倍首相自身はかなり気を付けて避けていたという話ですが、みんな引っかかったそうです。特に、すごい美人が登場するのだそうです。
これは昔、私がフランスに住んでいた時、多くの日本の外交官の方たちと話す機会があったのですが、外交官にも必ずこの美人スパイや美人接待が付きまとうそうです。みんな警戒しているが、あまりの美人さに、いままですべての外交官が陥落して秘密をばらしていると、彼らは自慢げに話していました。
特に中国と韓国がそうでしたが、私が若いころから、接待攻勢という伝統があり、自民党議員はみんな喜んで何度も何度も税金で外遊していました。通っていたといっても過言ではないです。そして言うがままになっていたのです。日本の議員を接待すれば、日本の政治などどうにでもなるという法則は、あちらでは鉄則として今でも生きているようですね。
「とっとこ走るよいしばちゃん」もそうなるのでしょうか。あるいは、すでにそうなっているのか、わかりませんが、国は売らないでほしいというのが、正直な願いです。お箸や茶わんやネクタイよりも大事なポイントです。ハムスターには、詐欺師にはなってほしくありません。
あくまでも、ドジを踏みながらでいいので、しかし絶対に国は売りわたさずにとっとこ走り続けてほしいものです。
報道を引用します。
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石破内閣支持率が急落31% 不支持率が逆転 毎日新聞世論調査
11/24(日) 17:41配信 毎日新聞
毎日新聞と社会調査研究センターは23、24の両日、全国世論調査を実施した。石破内閣の支持率は、10月3日実施の前回調査(46%)より15ポイント減の31%だった。不支持率は前回調査(37%)から13ポイント増の50%で、支持率を逆転した。
石破内閣は10月1日に発足。同月27日の衆院選で与党が大敗し過半数を割り込んだが、石破茂首相は11月11日の特別国会で再び首相に指名された。第2次石破内閣は、1994年の羽田孜内閣以来30年ぶりとなる「少数与党」で政権を運営する。
調査は、スマートフォンを対象とした調査方式「dサーベイ」で実施した。NTTドコモのdポイントクラブ会員を対象としたアンケートサービスを使用し、全国の18歳以上約7000万人から調査対象者を無作為に抽出。1919人から有効回答を得た。【野原大輔】
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岩屋外相が年内にも初の中国訪問を調整…王毅外相と会談へ 首脳会談での確認を受け
11/24(日) 12:17配信 FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
政府は、岩屋外相が早ければ年内にも中国を訪問し、王毅外相と会談を行う調整に入った。
日中関係を巡っては、15日にペルーで行われた石破首相と習近平国家主席との首脳会談で、外相の相互訪問を行うことが確認されていて、岩屋外相は早期の実現に向けて精力的に調整する考えを示していた。
政府関係者によると、臨時国会の審議日程もにらみつつ、年内にも訪中して王毅外相と会談する方向で調整していて、実現すれば、2023年4月の林外相(当時)以来となる。
日本産水産物の段階的な輸入再開の方向に加え、11月30日からは日本人が中国に入国する際の短期滞在ビザの免除措置が再び実施される予定で、岩屋外相としては、首脳の相互訪問の再開についても道筋をつけたい考えだ。
ゆるキャラについてはこちらの記事をご参照ください。
石破首相はお笑いのネタなのか | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE
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