偽善者たちのうそに腹が立つ | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  偽善者たちのうそに腹が立つ

 

 最近特にはっきりしてきたことは、多くの医学界の人間、つまり学者や医者たちが嘘つきであるということである。政治家や役人が嘘をつくことは昔からわかっている。利権が存在し、わいろや裏金を守るためにうそをつく。これは以前からその通りで、いつまでも改善はしない。しかし医学者たちのうそには本当に腹が立つ。偽善者ぶりがすさまじいからである。御用学者たちはもともと平気でうそをつくが、医師という職業にあるものが、健康のためだといって、命を粗末にするような嘘を平気でつくことは許されない。

 これまで健康のためにこうしてはいけないとか、ああしてはいけないとか、医者たちがいろいろな発言をしてきた。それは善意に満ちた話だろうと思って信じてきたが、あとででたらめだとわかることが多い。例えば私はコレステロール値が高かったので、イカを食べるなといわれた。イカはコレステロールが高いからである。卵も食べるなといわれた。コレステロール値が高いからである。それで、卵とイカは食べなくなったが、コレステロール値は下がらなかった。もともとイカはコレステロールを下げる成分を含んでいるので、食べてもいいのである。卵は完全食品といわれ、栄養のバランスがとれているので食べてもいいのである。そもそも、現代ではもうコレステロールの摂取制限など存在しないのである。話にならない。

 そもそも、コレステロール値を無理に下げる必要はないということである。現代の最新の知見では、人によって個性があり、コレステロール値が高い状態が正常であることもある。それでも検診を受けたり、医者に行くと、コレステロールの薬を飲めという圧力がものすごく高くてびっくりする。私は飲んだことがない。いろいろな試みをしたり、調査をしたり、勉強をした結果、どうも彼らは信用できないからである。以前から、コレステロールで医者たちが騒いでいるので、あまりにも変だと思い続けてきた。これはどうも薬を売って儲けるためであるということがだんだんわかってきた。そしてこのパターンがとても多いことに気づいた。

 血圧に関しても、130以上は病気だという設定を決めて、正常値を越えたら薬を飲めという、医者たちの圧力がものすごく高い。しかしそれは薬を売るために病気を恣意的に作り出しているのであり、正常値という数字が嘘なのである。彼らが金のために偽善を行っていたのだということが、だんだん分かってきた。そもそも、例えば体温が37度を越えたら病気だというような正常値の定め方がおかしい。外国人は平均して37度以上の平熱の人が多い。そして平熱が高い方が、免疫力が高いことが分かっている。

 世の中には誠実な医師もいるのだが、多くの医師は金に服従し、政府に服従し、医学界に服従して、平気でうそをつく。病人を増やすように世間を誘導している。意味のない正常値を設定して、国民をすべてその数字で縛り付ける。これが実態であると私には思われる。この危険性と欺瞞はもうかなりの人に知られており、医師や政府の嘘に注意するように世の中に警鐘を鳴らしている人が多くいる。いまはコロナワクチンで大儲けしようとする連中が多い。命よりカネ優先である。

 昔、健康のために牛乳を飲めと言われた。学校給食で毎日牛乳が出た。最近はお腹には牛乳を分解する酵素がないので、牛乳を飲んでも意味がないとか、牛乳は体に悪いという医師が多い。あまりにも無責任である。アメリカの利権に結びつき、アメリカから牛肉を輸入させるために、日本の牛をぜんぶ殺すつもりなのだろうか。

 私は牛乳に意味がないとは思わない。芥川龍之介などは牛乳で育ったのである。まったく栄養がないとか、吸収しないとか、今になってよく言えたものである。そのうちまた、牛乳は飲んだ方がいいなどと言い出すのであろう。医師などは、畜産農家協会から金を貰えば平気でそういう発言を始めるのである。無責任の塊である。

 牛乳はたしかに個性的な飲み物で、私はたくさん飲むとお腹が下ってしまう。しかし、私は牛乳の味が好きであり、チーズやバターやヨーグルトなしの生活は考えられない。普通に飲んだり食べたりしている限り、体に悪いとは思われない。辛いカレーを作る時は最後にミルクを入れる。付き合い方に気を付ける必要はあるが(何でも飲みすぎはよくない)、牛乳の摂取には長い伝統があるのであり、金のために勝手に否定しないでもらいたい。牛と人間ではもちろん異なるのだが、牛のお母さんが牛の子供に毒を飲ませているということはありえない。

 昔は、卵はよくないからせいぜい一日一個だけだなどといわれた。こういうことを平気で真実として医師が言うのである。私は卵が好きなので、かなり悩んだ。しかし今は、何個でもだいじょうぶだという。昔の映画だが、「戦艦サンパウロ」という映画で、マックイーンの船員は一食に卵を7個食べていた。パリ大学の学食では、食事の選択が可能で、定食を目玉焼き三つに変更できた。淀川長治という映画評論家が好きであるが、この人は卵が好きで、いつもたくさん食べていた。卵を食べたらだめだという話は、外国では聞かない。卵は食べてもいいのである。日本が金に振り回されて、妄言をはやらせるのである。

 大谷翔平選手は卵を10個とか20個とか、一度にかなりの数を食べるらしい。卵は完全食品といわれ、たんぱく質の補給に適しているのであろう。彼は食事に栄養バランスについて非常によく研究しているので、毒を食べているとは思えない。

 卵を食べると体に良くないといっていた医師や教師たちは、今もまったく反省していない。いつもそうである。私は腹が立ってしょうがない。私はくだらないものたちの言葉に影響されてしまい、かなり長い間、卵を我慢して食べなかったからである。そういう自分に腹が立つのである。卵は食べていいのである。コレステロールの摂取制限など、もう存在していないのに、今でも検診や、病院に行くとコレステロールの薬を飲めと強く言われる。金のためであろう。どうなっているのかと思う。医学界は、基本的に狂った人たちであるのかもしれない。

 コロナワクチンにしても、ワクチンとしての効果などありえないことは最初から分かっているのに、嘘をついて、みんなに推奨して、皆さんワクチンを接種しようなどという嘘を平気で言って、ぼろもうけをした学者や医師がいる。彼らの言うことを信じて、副作用で死んでしまった人たちがおおぜいいる。すべて闇に葬られてしまい、浮かばれない。ばかばかしい話である。日本は、そういう悲しい国になってしまった。

 偽善者たちのうそには本当に腹が立つ。嘘をついて人の命をもてあそび、金を儲けている。私の愛犬のルメの方が、正直で素直である。私はルメを尊敬する。

 ただし、一抹の救いもある。インターネットの普及で、くだらないものたちの嘘がはっきりわかるようになってきたこと、医師たちの中にも良心がある人がおり、嘘を告発する人がいてくれることが分かった。それはとてもいいことであると思う。誠実な人が世の中にいてくれるので、何とか生きていく希望が湧くのである。

 卵に関する報道を引用する。

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たまごは「1日1個まで」はもう古い…1日3個食べると発症リスクが激減する「病気の名前」 10/2(水) 8:05配信 現代ビジネス

歳をとっても若さや元気を保ちたい人に「筋肉」は必要な体の資産。その筋肉にとって大事なたんぱく質を効率的にとれる食材が「たまご」だ。「たまごは1日1個まで」「食べすぎに注意」と言われることもあるが、それは古い常識。

中高年の健康増進のお手本・鎌田實医師がたまごの栄養の最新情報と「毎日の生活に“プラス1個”」する楽しい工夫を1冊にまとめた『長生きたまご』(サンマーク出版)より一部抜粋、再構成してお届けする。

中年以降に必要なのは筋肉とたんぱく質

 

僕は60代の後半に、自分の健康状態や生活習慣を見直して、これからはますます体が資本で、本当に大事な資産は「筋肉」だと考え、以後、積極的に「貯筋」をしてきました。

50年にわたり地域医療に携わり、日本が超高齢社会となっていく過程を見続けてきた僕の結論! ──それは、中年以降は誰でも「貯筋」をして、筋肉をなるべく減らさないことが大切、ということです。

僕が貯筋のために実践している運動は、鎌田式「スクワット」や「かかと落とし」、「ズボラ筋トレ」など、これまでも著書や講演、テレビのインタビューなどで紹介してきたので、ご存じの方もおられるかもしれませんね。

一方、僕はたんまり筋肉を増やすために、「貯筋」と同時に「たん活」も行ってきました。「たん活」とは、多くの日本人に不足していて、貯筋に欠かせない栄養素、たんぱく質を十分に摂る食生活のことです。

筋肉を、いわば“複利”で増やしていくには、十分なたんぱく質摂取が欠かせません。みなさんも「貯筋」と「たん活」、この2つはセットだと思ってください。

とくに一般的な日本人の食生活では、朝食や昼食でたんぱく質が十分に摂れていないことが指摘されています。朝はごはんの人も、パンの人も、あまりおかずを食べずに済ましてしまいがちでしょう。昼も麺類だけなどで済ましてしまうと、朝昼合わせて「炭水化物(糖質)」中心の献立になってしまうわけです。

しっかり「貯筋」していくためには、朝昼晩の3食で、十分なたんぱく質を摂る必要があります。そのために、もっとも効率がよいパーフェクト食材が「たまご」です。

たまごの栄養価は医師たちのお墨付き

「たまごは栄養豊富なんて知っている」と思うかもしれませんが、先日、テレビ朝日系列の「林修の今知りたいでしょ!」のスペシャル番組「国民の朝メシを大調査!『医師52人が選ぶ最強の朝メシBEST10』」にスタジオ出演しました。その堂々の第1位は、ほかでもない「たまご」。その栄養価は、まさに医師たちのお墨付きというわけです。

肉や魚と比べたら調理が手軽で、栄養価は負けず劣らず高い、たまごは重宝です。

朝食の中心はたまご! 毎朝いろいろ工夫して食べています。まさに僕の元気の秘訣でしょう。

たまごなら、忙しい人でも、ずぼらさんでも、簡単におかずに採り入れることができます。

ゆでたまごは作り置きできますし、目玉焼きも1分でできます。「たん活」にこれほど役立つ食材はほかにありませんね。

僕は、普段の買い物で手に入れやすく、お財布にもやさしく、保存や加工がしやすい点から、改めて「たまごの栄養価」を見直してみて、中高年の健康づくりに役立つ栄養素が豊富なことに感心しています。

何と言ってもたまごは、人の体内ではつくることができない、全9種の必須アミノ酸を基準より多く含む「アミノ酸スコア100」の食品。それは、「理想的なたんぱく質」の証です。

たまごを控える必要はない

ところが、たまごは長い間、言わば汚名を着せられて、「1日1個までに」「食べすぎに気をつけよう」と敬遠されているようです。そう、たまごはコレステロールを多く含むから、僕のように一度に4個も食べるのはよくないと信じられていることが多いのです。

しかしこれは古い常識で、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」においても2015年から「コレステロールの摂取制限」はなくなっています。

とあるイタリアの研究では、高血圧と脂肪肝の両方、またはいずれかを発症した人が、1週間のうちどのくらいたまごを食べていたかを調査したそうです。

その結果は、たまご2個以下の人を1とすると、たまごを週に3個食べていた人の高血圧の発症リスクが0.21に、脂肪肝のリスクが0.73、両方の発症リスクが0.34になったとのこと。日本とは離れたイタリアの論文ですが、たまごを食べることは、健康効果こそあれ、たまごを控える必要はないといえると思います。

正しい知識をアップデートして、健康的な食習慣を定着させていただきたいと願います。何らかの病気で治療中の方は、栄養についても主治医の指示に従ってください。

鎌田 實(諏訪中央病院名誉会長)

 

 

天天快樂、萬事如意

みなさまにすばらしい幸運や喜びがやってきますように。

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