森で水を飲む ルメの喜び | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  森で水を飲む ルメの喜び

 

 一年前の記事を再掲します。

 愛犬ルメの晩年の頑張りを記録しています。

 昨年、暑い夏を乗り越えましたが、11月に亡くなってしまいました。

 昨年の夏は、いろいろ試行錯誤しながら、祈る気持ちでお散歩をしていました。

 

 愛犬ルメは、今朝は森の広場で、リハビリをして、あちこち歩きました。

 よろよろしますが、転びませんでした。

 水飲み場で、水も飲みました。

 16年間ここで水を飲んできたのですが、このごろ、水飲み場で水を飲むのを嫌がって、飲まなくなりました。

 家からペットボトルに水を持ってきて、器に入れても飲みません。

 家でもあまり飲まなくなっており、おしっこの回数もどんどん減っていくので困っていました。

 ルメは、今までできていたことが、どんどんできなくなっていきます。

 当たり前だったことが当たり前ではなくなってきます。

 例えば、2階までひとりで階段を昇れたのが、昇れなくなる。

 1階だけで暮らすようになる。 

 腰をついたらもう一人で起き上がれなくなる。

 まあ、こんなことがたくさん起こってきます。

 しかし今朝は、ルメは水を飲みました。

 ささやかなことに見えるかもしれませんが、実は大変なことなのです。

 とてもうれしかったです。  

 

 

    皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

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