パリス・ヒルトンの苦痛 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  パリスヒルトンの苦痛

 

 パリス・ヒルトンは、大金持ちで何も不自由のない暮らしをしてきていると思っていました。 

 金持ちゆえのその派手な言動を、たくさんの人が嫉妬していたと思います。

 ところが悲惨な子供時代を過ごしていたことが分かりました。

 地獄のような学校で性的虐待を受けていたのです。学校というところはそういうところです。

 パリスは、以前に、不妊症に苦しんでいることを告白していますが、その理由もここにありそうです。

 パリスを虐待したその学校は、癒やし・成長・支援をモットーとしていたようですが、重要なのは生徒ではなく、教師の自分たちの癒しであり、自分たちの金もうけであり、自分たちへの支援を問題にしていたわけですね。

 世の中というものは聖人や善人の仮面をかぶった詐欺師が多いものです。

 子供のころに傷つけられ、彼女はずっとそういう苦しみを背負って生きていたということに、私は気が付きませんでした。

 世間の偽善者や、詐欺師たちはほんとうに嫌なものですね。圧政を行い、暴力をふるい、言葉を奪う。こういう話は老人ケアセンターなどでもときおり耳にすることです。またおおかれすくなかれ、学校というところでは、大学も含めてこうした犯罪がしばしば起こっています。隠れて本性を現す詐欺師たちには、本当に困ります。私はそういう詐欺師たちを知っています。

 報道から引用します。

 

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「裸で独房に閉じ込められた」…米議会に登場したパリス・ヒルトンの衝撃証言

7/2(火) 7:58配信 中央日報日本語版

 

グローバル・ホテルチェーン「ヒルトングループ」の相続者であり、ハリウッドスターのパリス・ヒルトン(43)が10代のときに寄宿学校で経験した身体的・精神的虐待について証言して児童福祉保護強化の必要性を強調した。

 

ガーディアン、ニューヨーク・タイムズなど外信によると、パリス・ヒルトンは先月26日(現地時間)にワシントンDCキャピトル・ヒルで開かれた米下院租税貿易委員会主管の「子どもの保護および福祉強化」公聴会に出席し、「強制的に薬物を飲まされて性的虐待に遭った」と10代当時の寄宿学校での経験を打ち明けた。

 

ヒルトンは「最初はただの平凡な寄宿学校だと思っていた」とし「寄宿学校のプログラムは癒やし・成長・支援を約束したが、2年間話したり自由に動いたり窓の外を眺めることさえ許さなかった」と話した。

 

続いて「施設職員は私に強制的に薬物を飲ませて性的に虐待した」とし「私は暴力的に拘束されて廊下に引っ張られて行き、裸にされたまま独房に閉じ込められたりもした」と主張した。

 

ヒルトンは「外部とのすべてのコミュニケーションが統制され、さらに親と電話で話をする時にはいつも誰かが一緒にいた。だから親に何が起きているのか知らせることができなかった」とし「施設に対して否定的なことを一言でも言えばすぐに電話を切って処罰を受けたり身体を殴打されたりした」と付け加えた。

 

寄宿学校で体験した過酷行為でパリス・ヒルトンは今でも精神的苦痛に苦しめられていると話した。彼の両親もパリス・ヒルトンが受けた治療に対して「完全にだまされた」と話した。

 

ヒルトンは「米国内の寄宿学校や青少年保護施設の状況が27年前と大きく変わっていない」と主張し、2021年に満了した社会保障法4条B項(児童福祉法)を再承認しようとする委員会の両党合意の取り組みに支持を表明した。

 

あわせて「年間230億ドル(約3兆7100億円)規模のこの産業はこのような子供たちをお金としか見ておらず、施設に対する監督が全く行われていない」と当局の監督の甘さを指摘し、議会に住居青少年プログラムに対する監督強化を目標にする機関児童虐待中止法を通過させるように求めた。

 

2児の母親であるパリス・ヒルトンは「母としてこのような話は私の心を痛くする。この子たちが耐えなければならなかった待遇は犯罪」とし「この子たちは安全な環境で育つ資格がある」と訴えた。

 

あわせて「声を出すことができない子どものための声になる」とし「米国の青少年が安全になるまでやめない」と話した。ヒルトンが通った学校は2000年に売却され、現在財団は購入以前に発生したことについて言及はできないという立場だという。

 

 

天天快樂、萬事如意

  みなさまにすばらしい幸運や喜びがやってきますように。

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