ルメのぬくもり | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  ルメのぬくもり

 

 私がルメのことを忘れられないというと、まったく理解できないという人がいますが、それはそうなのかもしれません。その人はルメに会ったことさえないのですし、犬と深く交わった経験もないことが多いのです。

 その人には、多分一生理解できないと思いますので、私としては、別に説得しようなどという考えはありません。

 それは仕方がないことです。

 たとえば下の写真を見て、いっさい何も感じない人と、ルメの魅力を理解してくれる人に分かれるのは、仕方がないことだと思います。世界はそうできているからです。

 私としては、ルメのことをかわいいと感じてくれる人に、話しかけるしかありません。

 

 世の中には、私がルメを思い出してまだ涙を流していることを、当然のように受け入れてくださる方がいます。日本だけに限りません。世界は広いのです。犬を愛する人は、世界に大勢います。ルメはとても素敵な犬でした。

 私にとって、ルメは犬というよりも、大切なぬくもりそのものであり、私の支えであり、私の分身であると思います。ルメがいなくなって空いてしまった大きな穴を、そうそう簡単に埋められるものではありません。

 

 

 

 

天天快樂、萬事如意

  みなさまにすばらしい幸運や喜びがやってきますように。

   いつもブログを訪れてくださり、ありがとうございます。