否定しない

 

 2年前の記事を再掲します。

 私の教育方針では、学生の意見を否定しないということがまず大きな柱です。

 

 ひ 否定しない

 お 怒らない

 き 興味を持たせる

 

 私の教育は、この「ひおき」方式で行われています。

 ミスをしても、変な意見を言っても、否定したり怒ったりすることはありません。

 学生がさらにその問題を考えられるように、興味を持たせるためのヒントや素材を提供します。

 

 ただし、何を言っても通用すると勘違いする学生がいます。それは間違いです。

 欠席しているのに出席したと嘘を言ったり、レポートを出していないのに出したと嘘を言う学生がいますが、そういうウソや詐欺は許しません。出席は厳しく管理しています。

 

  否定しない

 

 大学における文学研究指導の方針として、私は学生の意見を「否定しない」という点を第一に挙げています。

 その時は、学生がどうしてそう考えるのかという、根拠の部分に光を当てようとします。

 その考えの出来上がった経路や、感性、考え方を明らかにしようとします。

 「作家の立場に立って、作品を考える。」

 それを学生に実践してもらっています。

 参考として、数年前の、学内新聞の記事を写真で貼り付けておきます。

 

    

 

        出典は「青山学院大学新聞」2019・9・15

 

天天快樂、萬事如意

みなさまにすばらしい幸運や喜びがやってきますように。

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