新刊『イレーヌの髪』が出ました | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  新刊『イレーヌの髪』が出ました

 

 私の新しい短編小説集『イレーヌの髪』が発刊されました。

 アマゾンkindleの電子書籍です。

 

 皆様は、フランスの印象派の画家についてご存知ですか。

 モネやルノワールたちです。セザンヌやゴッホも含まれます。

 

 『イレーヌの髪』はフランス印象派の画家たちを主要人物とする、愛の物語です。

 

 これは全く新しい短編小説たちです。

 この短編集は、次の四つの短編で成り立っています。

 「オプシディエンヌの光」

 「イレーヌの髪」

 「ずんぐりのアリーヌ」

 「のっぽのフレデリック」

 四つの短編はすべて接続しており、全体でひとまとまりになっています。この順番で読んでいただければと思っております。最後まで読むと、この短編集のテーマが理解できるように書いています。

 

 私の小説の作品群はジャンルを超えて、これからも、ささやかな小宇宙を連帯して作り出していくことになると思います。こういう試みは、数十年前だと理解されることはまだ無理でしたが、ようやく時代が変わりました。今年は辰年であり、龍に関わる私の小説をできるかぎり発表していくつもりです。

 

 

 いつもすみずみまで心を込めて文章を書き上げ、編集し、デザインし、出版しています。たった一人で本を作り上げるのは、苦労も多いのですが、寝食を忘れるほど楽しいことです。印象派の画家たちが画布の上に新しい世界を作り上げていったときの感触と、同じものがそこにはあると思います。かなりの力技が必要ですが、私は、今の文芸の中に当然のように存在する境界をどんどん溶かしていきます。

 

 この作品があなたへの春のプレゼントとなりましたら、望外の喜びです。

 

 

 

 

 アマゾンのリンクです。

 

 

 

 

            皆様のご健康をお祈りいたします。

    そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

    いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。