私の歌集たち | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  私の歌集たち

 

 下の写真は、私が今まで紙の形で出版してきた歌集です。出版社に高いお金を出して、自費出版しました。最初は、出版社に依頼しなければならないと思い込んでいたのです。いろいろ経験して、勉強もして、これなら別に自分で出版できるではないかと考えるようになりました。そしてそれを実行に移したのが、『おまへに悪かつた』以降の歌集です。すべて一人で仕事をして出版しています。

 かなり時間がかかりましたが、いろいろ自分で学んできたので、自力出版が可能になったのだと思います。最初から自分でデザインまですべてこなして自力出版というのは、なかなか難しいと思います。いまなら簡単に版下を作れます。

 この紙の歌集は、大切な歌集たちですが、これからだんだん電子化していきます。電子書籍には電子書籍のいいところがあります。荷物にならないし、自分の好きな大きさの文字で読めます。世界中でアクセスできますし、簡単に絶版にならないところも、素晴らしいと思います。

 歌集はみな私が手間暇かけて育てたかわいい子供のようなものであり、大切な私の分身です。誰かに盗まれたり、勝手に操作されることは許せません。出版界にはおそろしい闇があるので、自力による電子出版はその闇への対抗手段となります。

 若い作家たちには、電子書籍から出版を始めるということが今の私のおすすめです。

 

 私の歌集のうち、『ダルメシアンの家』と『ダルメシアンの壺』はよく似たデザインにしてあります。同じように見えますが、『壺』のほうは文字が金色になっているなど、変化があります。裏表紙にはルメの写真があります。これは私がデザインの原版を示して、カバーを作ってもらったのですが、今から考えると紛らわしいので、全く別のデザインにしてもよかったと思います。電子版を出すときは、デザインを変えます。

 

 

1)『ノートル・ダムの椅子』

 

2)『記憶の固執』

 

3)『愛の挨拶』

 

4)『ダルメシアンの家』

 

5)『ダルメシアンの壺』

 

6)『落ち葉の墓』

 

7)『地獄谷』

 

8)『ラヴェンダーの翳り』

 

9)『おまへに悪かつた』日置研究室刊

 

10)『ウーシャントンクー』日置研究室刊

 

11)『その波の炎を渡り』電子書籍kindle 日置研究室刊

 

天天快樂、萬事如意

みなさまにすばらしい幸運や喜びがやってきますように。

   いつもブログを訪れてくださり、ありがとうございます。