ベトナムの例は日本でもありうる コロナに関する詐欺犯罪 リブログ
日本は隠ぺいの国であり、なんでも隠します。利権があるとすぐにそこに政治家たちが群がり、犯罪が隠蔽されます。詐欺犯罪がばれると政治家たちは自分は知らない、秘書がやったと言って、逃げてしまいます。要するに詐欺王国であり、なんでも封印されてしまいます。詐欺師は逃げて、また詐欺をします。
1年前の記事ですが、ベトナムで、コロナ利権に群がった政府関係者などの汚職事件がありました。
もちろん日本でもあります。それはオリンピックの時もそうでした。利権があると群がる者たちが多いのです。いつでも金、金、金です。ただいつもは情報が封印されていて、なかなか真実がわからないようにしてあるのです。
汚職や詐欺は、ベトナムだけではなく、日本の政治家の得意技です。
ベトナムでは、ばれてしまいましたが、日本ではまだばれていない詐欺事件がたくさんあると思います。政治家パーティー券裏金問題など氷山の一郭です。
記事を再掲載しておきます。
私は詐欺が嫌いなのでこの記事を話題にします。
ベトナムのグエン・スアン・フック国家主席が、任期途中で辞任しました。新型コロナウイルス対策に絡む相次ぐ汚職事件の責任を取った形です。
国内の製造会社が検査キットの価格を45%水増しして各地方の疾病管理センターなどに納入し、計約8千億ドン(約44億円)の賄賂をその幹部らに支払っていたとか、特別帰国便をめぐる事件です。運航会社が乗客から高額な運賃を受け取り、その便宜を図った政府関係者らに賄賂を渡していたという問題です。
こうした社会背景は、日本でも同じですね。日本はすぐに利権に群がる詐欺王国です。効かないワクチンを効くと言い張って打ち続け、詐欺のために死人が出ても知らんふりです。背後で儲けている詐欺師たちがいます。
オリンピックの時には、「オリンピックだから仕方がない、金がかかる」という理由で、汚職が横行しました。テレビの放映料をもらうために、アメリカの放送時間に合わせて競技をするので、日本では奇妙な時間に競技が始まるのです。日本の都合などお構いなしです。金まみれです。そもそもオリンピック委員もオリンピック貴族と言われて、豪勢な接待と賄賂漬けであることは、ご存じのとおりです。
コロナ禍に関しても、日本は詐欺王国であり、医学界が政治家や金権と深く結びついていることはご存じの通りで、「コロナだから仕方がない、金がかかる」という理由でいくらでも不正が行われます。私はコロナ給付金などを実際に詐欺受給していた人を知っていますが、行政はチェックもしませんし、お金が詐欺師たちのところに垂れ流しです。
ベトナムでは、ばれてしまいましたが、日本ではまだ隠ぺいがうまくいっていて、なかなかばれません。会計報告もされず、お金が垂れ流しにされて、甘い汁を吸っている人が多いという報告が、あちこちで多く発信されています。
ワクチンなどをめぐっても、巨額のお金が動いてチェックはなされず、例えば数億円の赤字で破産しかけの病院が不正によってすぐに数億円の黒字に転じたという例など、いろいろ報告されています。日本は詐欺師には天国です。
「朝日新聞」の報道を見てみましょう。詐欺王国の日本政府は、同じことをしている自分たちの立場がまずくなるので、こうした報道もすぐ消そうとするかもしれません。記事を消しても事実が消えるわけではありません。
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国家主席が任期途中で異例の辞任 共産党支配の国でいま何が
朝日新聞社 2023年1月21日 12:30
ベトナムのグエン・スアン・フック国家主席が、任期途中で辞任しました。新型コロナウイルス対策に絡む相次ぐ汚職事件の責任を取ったとされていますが、国を支配する共産党の序列2位の国家主席がこうした形で退任するのは極めて異例です。背景には何があるのか。ベトナム政治はいま、どうなっているのか。ベトナム政治が専門の石塚二葉・アジア経済研究所研究員に聞きました。
――国家主席が辞任するという事態になりました。
国家主席は最高権力者の共産党書記長に次いで序列2位のポジションです。トップリーダーの1人である国家主席が政治的な責任を取り、辞任するというのは例がありません。歴史的に見ても、1950年代に党書記長が土地改革の失敗を受けて辞任したケースがありますが、国家主席では初めてです。
辞任は17日と18日に開かれた臨時の党大会と国会で承認されており、手続きを踏んではいますが、いずれも半日だけの形式的なものでした。グエン・フー・チョン党書記長が主導し、トップダウンで進めたものとみられます。党政治局は昨年9月、「威信が失墜した幹部は党による処分を待たずに辞職するべきだ」との方針を表明し、その後に党の中央委員や副首相が相次いで辞職しました。フック氏の辞任もその流れの一つです。
――新型コロナ対策に絡む汚職の続発が、辞任の理由になったといわれています。
二つの汚職事件が直接的に影響しました。
一つは、2020年のコロナ検査キットをめぐる事件です。国内の製造会社が検査キットの価格を45%水増しして各地方の疾病管理センターなどに納入し、計約8千億ドン(約44億円)の賄賂をその幹部らに支払っていたとされています。元保健相や元科学技術相ら100人以上が逮捕されました。
二つ目は、20~21年のコロナ禍での特別帰国便をめぐる事件です。運航会社が乗客から高額な運賃を受け取り、その便宜を図った政府関係者らに賄賂を渡していたとされます。前駐日大使や旅行会社の幹部ら約40人が逮捕されました。
フック氏は21年4月に国家主席に就く前は首相として、コロナ対策を主導していました。汚職が起きた時期とも重なっており、監督責任を問われました。
――チョン書記長がここまで汚職の摘発を強力に推し進める背景には、何があるのでしょうか。
チョン氏は13年以来、党主導の「反汚職闘争」を打ち出してきました。特に2期目への留任が決まった16年の党大会以降、党や国家の機関を総動員して摘発や処分を積極的に進めています。にもかかわらず、コロナ禍という非常事態で大規模な汚職が起きてしまった。新たな汚職を防げなかったことへの危機感がうかがえます。
もう一つは、自身の引退後を見据えての行動でもあると思います。チョン氏は「虫の食った枝を切って木を救う」という趣旨の発言を繰り返しています。現在3期目で78歳という高齢でもあり、一党支配の安定のために、自分の目から見て模範的な人物を指導部に残したいと考えているのでしょう。汚職が党の団結や国民の信頼を損ねているという思いがあります。
皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
