日置俊次の略歴 こんな人生を歩んできました | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  日置俊次の略歴 こんな人生を歩んできました

 

 卒論で私を論じる学生がいます。私は作家ですので、私を論じることは、当たり前です。

 質問があれば作家本人に聞くことができて、とても便利です。

 私の略歴を、論文を書くための資料とすることも有効です。

 またこのブログの記事もすべて貴重な資料となります。

 

日置俊次 Hioki Shunji ひおきしゅんじ

 

 1961年、岐阜県中津川市生まれ。中津高等学校卒。東京大学文学部卒。産経新聞サンケイスカラシップ奨学生、フランス政府給費留学生、日本学術振興会海外特別研究員などの選考試験でそれぞれ選ばれ、フランスのプロヴァンス大学、パリ大学等で数年間にわたって比較文学を研究。また台北にある台湾大学でも研究員を務め、文学研究をする。東大大学院から、東京医科歯科大学助教授を経て、現在、青山学院大学文学部日本文学科教授。ジェロントロジー研究所研究員。

 ジェロントロジーは、いかにして楽しく美しく健康に老いていくか、いかにして充実した老後を送るのかを研究する学問です。短歌や小説は、老後の人々に喜びを与え、生き生きとさせる力を持ちます。私自身がその実践でなければなりません。

 ジェロントロジー研究所研究員(兼任) (リンクを貼ります)↓

 日置 俊次 – 青山学院大学ジェロントロジー研究所 (aoyama.ac.jp)

 

 東大在学中に、東京お茶の水にある語学専門学校アテネフランセに毎日通い、英語コース、フランス語コースを卒業。その後、フランス語最高免状ブルヴェを首席で取得。卒業式でフランス語で講演をする。

 

 馬場あき子創刊の歌誌『かりん』編集委員、選歌委員。長年短歌の指導を続ける。

 歌集に、次のようなものがあります。

 

 日置俊次歌集『その波の炎を渡り』(日置研究室、電子版) 2023/12

 日置俊次歌集『ウーシャントンクー』(日置研究室)2022/03

 日置俊次歌集『おまへに悪かつた』(日置研究室) 2021/12

 日置俊次歌集『ラヴェンダーの翳り』(書肆侃侃房)2019/08 

 日置俊次歌集『地獄谷』(書肆侃侃房)      2018/09

 日置俊次歌集『落ち葉の墓』(短歌研究社)     2015/09

 日置俊次歌集『ダルメシアンの壺』(短歌研究社)  2014/05

 日置俊次歌集『ダルメシアンの家』(短歌研究社)  2012/12

 日置俊次歌集『愛の挨拶』(角川書店)       2009/09

 日置俊次歌集『記憶の固執』(角川書店)      2007/08

 日置俊次歌集『ノートル・ダムの椅子』(角川書店) 2005/09

 

 小説には、次のような書籍があります。『エメラルドの夜』『サファイアの夜明け』『昼下がりのルビー』は、長編小説3部作です。

 『華やかな散歩』(日置研究室 電子版)   2023/12

 『ありうべからざる朝』(日置研究室 電子版)2023/12

 『瀧と白鳥』(日置研究室 電子版)     2023/08

 『昼下がりのルビー』(日置研究室 電子版) 2023/03

 『サファイアの夜明け』(日置研究室、紙本および電子版)     2021/08

 『エメラルドの夜』(はるかぜ書房、紙本および電子版 日置研究室)2021/04

 

 学術共著書には、主に次のようなものがあります。

 

 『窪田空穂の歌』(日置俊次・岩田正・ほか共同編集、角川書店、2008/06)所収「空穂の青春」

 『展望日本の詩歌 第8巻 短歌Ⅲ』(飛高隆夫・野山嘉正編、明治書院、2008/01) 所収「高野公彦」

 『展望日本の詩歌 第7巻 短歌Ⅱ』 (飛高隆夫・野山嘉正編、明治書院、 2007/06) 所収「佐佐木幸綱」

 『横光利一の文学世界』(石田仁志・渋谷香織・中村三春編、翰林書房、2006/04) 所収「『夜の靴』――芭蕉、ヴァレリー、そして『不通線』――」

 『井伏鱒二『山椒魚』作品論集』(松本武夫編、クレス出版、2001/01) 所収「井伏鱒二『山椒魚』論」

 『村上春樹スタディーズ04』(栗坪良樹・柘植光彦編、若草書房、1999/09) 所収「村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』試論」

 『横光利一』(田口律男編、若草書房、1999/03) 所収「横光利一『旅愁』論」 

 『詩う作家たち――詩と小説のあいだ――』(野山嘉正編、至文堂、1997/04) 所収「フランス象徴詩の移入における韻文と散文のあいだ――『海潮音』の方法――」

 

 

   

 

 短歌では、かりん賞、朝日歌壇賞、現代歌人協会賞を受賞しています。現代歌人協会賞は、歌壇の芥川賞と呼ばれている、権威ある新人賞です。受賞すると、現代歌人協会会員になります。この会員になることは難しいのです。

 研究者としては、多くの学術論文を発表し、芥川龍之介、横光利一をはじめとする近代現代の作家たちに新しい光を当てています。短歌の研究も進めています。アニメーション関係の論文も多く、特に宮崎駿の専門家です。

 最近の論文の一例をあげます。これはほんのわずかな例にすぎません。下の論文は、すべて公開されており、インターネットで検索すれば、いつでも無料で読むことができます。

 

 「宮澤賢治論――「やまなし」から「ひかりの素足」へ――」(「青山語文」  2023/03)

 「芥川龍之介「蜘蛛の糸」から宮澤賢治「ひかりの素足」へ」(「青山学院大学文学部紀要」2023/03)

 「芥川龍之介「地獄変」論――ジャンヌ・ダルクとの関わり――」(「青山語文」 2022/03)

 「芥川龍之介「羅生門」の起源――「羅生門の鬼」伝説をめぐって」(「青山学院大学文学部紀要」 2022/03)

 「宮澤賢治「おきなぐさ」論――太陽のもとでの転生――」(「青山学院大学文学部紀要」2021/03)

 「横光利一におけるシェイクスピア翻訳劇の影響――「日輪」を中心に――」(「横光利一研究」2021/03)

 「芥川龍之介「奉教人の死」論――「女の力」をめぐって――」(「青山語文」2021/03)

 「横光利一「赤い着物」論――赤色の源泉にあるもの――」(「青山スタンダード論集」2021/01)

 「芥川龍之介「藪の中」論――竹に隠された秘密――」(「青山学院大学文学部紀要」2020/03)

 「太宰治「走れメロス」論――赤い色について――」(「青山語文」2020/03)

 「横光利一「蠅」新論――モーパッサンの影響を中心に――」(「青山スタンダード論集」2020/01)

 「井伏鱒二「山椒魚」論――もっともらしい嘘について――」(「青山語文」2019/03)

 「夏目漱石と能――素人としての自己劇化――」(「青山学院大学文学部紀要」2019/03)

 「宮崎駿「となりのトトロ」論――少女と老女という思想――」(「青山スタンダード論集」2019/01)

 「泉鏡花「外科室」論――分身という方法――」(「青山学院大学文学部 紀要」2018/03)

 「芥川龍之介「羅生門」論――下人の太刀について――」(「青山語文」2018/03) 

 「泉鏡花「外科室」の周辺」(「青山スタンダード論集」2018/01)

  

     

      

      16歳のダルメシアンの老犬介護をしていました。

      ルメという名前です。インスタグラムをご覧ください。

      下の方にリンクがあります。ルメは昨年11月に亡くなりました。

 

   

   いつも公園で出会うオスのカワセミです。自分で撮影しています。

 

    

 

  

 

※電子書籍のリンクを下に貼ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさまにすばらしい幸運や喜びがやってきますように。

   いつもブログを訪れてくださり、ありがとうございます。