書誌情報 私の学術論文 増補版 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  書誌情報 私の学術論文 増補版

 

 私の論文については、次の記事が参考になるでしょう。現代では多くの論文が、インターネットで検索をすれば読むことができます。

 私の学術論文について、大まかにまとめます。

 学術的な仕事は、下にあげたような形になります。

 新しいものから並べます。

 芥川龍之介、横光利一、夏目漱石、宮沢賢治、太宰治、井伏鱒二、中島敦などについて、研究しています。従来の学説を覆す新しい視点をいくつも提出しています。

 多くはインターネットで読むことができます。

 検索をしてみてください。

 

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単著論文

 

宮澤賢治における異空間をめぐって――「注文の多い料理店」を中心に――

「青山学院大学文学部紀要」  2024/03

宮澤賢治に映画がもたらしたもの――「注文の多い料理店」を中心に――

「青山語文」  2024/03

宮澤賢治論――「やまなし」から「ひかりの素足」へ――

「青山語文」  2023/03

芥川龍之介「蜘蛛の糸」から宮澤賢治「ひかりの素足」へ

「青山学院大学文学部紀要」  2023/03

芥川龍之介「地獄変」論――ジャンヌ・ダルクとの関わり――

「青山語文」 2022/03

芥川龍之介「羅生門」の起源――「羅生門の鬼」伝説をめぐって

「青山学院大学文学部紀要」 2022/03

宮澤賢治「おきなぐさ」論――太陽のもとでの転生――

「青山学院大学文学部紀要」 2021/03

横光利一におけるシェイクスピア翻訳劇の影響――「日輪」を中心に――

「横光利一研究」  2021/03

芥川龍之介「奉教人の死」論 ――「女の力」をめぐって――

「青山語文」2021/03

横光利一「赤い着物」論 ――赤色の源泉にあるもの――

「青山スタンダード論集」  (2021/01

太宰治「走れメロス」論――赤い色について―― 

「青山語文」 2020/03

芥川龍之介「藪の中」論――竹に隠された秘密――

「青山学院大学文学部紀要」  (単著) 2020/03

横光利一「蠅」新論――モーパッサンの影響を中心に――

「青山スタンダード論集」  2020/01

井伏鱒二「山椒魚」論――もっともらしい嘘について――

「青山語文」 2019/03

夏目漱石と能――素人としての自己劇化――

「青山学院文学部紀要」 2019/03

宮崎駿「となりのトトロ」論――少女と老女という思想――

「青山スタンダード論集」 2019/01

岩田正『靴音』再論――重奏する揺れとたくらみ――

「かりん」 2018/10

泉鏡花「外科室」論 ――分身という方法――

「青山学院大学文学部紀要」 2018/03

芥川龍之介「羅生門」論 ――下人の太刀について――

「青山語文」 2018/03

泉鏡花「外科室」の周辺

「青山スタンダード論集」 2018/01

夏目漱石と能

「国立能楽堂」 2017/12

苦悶と喜びとーー子規における時間と距離

「現代短歌」2017/05

山子規(やまほととぎす)などか来鳴かぬーー正岡子規生誕一五〇年ーー

「現代短歌新聞」 2017/01

宮澤賢治が求めた光 ――法華文学としての「やまなし」――

「青山学院大学文学部紀要」 2016/03

正岡子規論――「瓶にさす藤の花ぶさみじかければ」の歌について――

「青山語文」 2016/03

細田守監督『バケモノの子』論

「青山スタンダード論集」 2016/01

渡辺松男歌集『きなげつの魚』論――幻の手のひら――

「かりん」 2015/04

井伏鱒二「山椒魚」新論 ――「トムとジェリー理論」をめぐって――

「青山学院大学文学部紀要」 2015/03

宮澤賢治論――「雪渡り」から「やまなし」へ――

「青山語文」 2015/03

米林宏昌監督「思い出のマーニー」論

「青山スタンダード論集」 2015/01

死をめぐる思索――岩田正における文語と口語

「かりん」 2014/05

横光利一「蠅」論

「青山学院大学文学部紀要」 2014/03

宮澤賢治論――『法華経』受容における「太陽」のイメージ――

「青山語文」 2014/03

語りかける口語 馬場あき子の世界

「かりん」 2014/01

細田守「おおかみこどもの雨と雪」論

「青山スタンダード論集」2014/01

渡辺松男論-『蝶』という転回点

「かりん」 2013/05

宮澤賢治「やまなし」再論

「青山語文」 2013/03

横光利一「榛名」論

「青山学院大学文学部紀要」2013/03

宮崎駿作品における音声をめぐって

「青山スタンダード論集」 2013/01

窪田空穂の歌における「近代」の響き

「かりん」 2012/05

太宰治の死と短歌

「青山学院大学文学部紀要」2012/03

孤独な分身――窪田空穂の作歌法――

「青山語文」2012/03

第十回横光利一文学会第二部の印象記」

「横光利一文学会会報」2012/02

宮崎駿論――自伝的新作への道程――

「青山スタンダード論集」2012/01

馬場あき子の現在 ――「迷ふよろこび」をめぐって――」

「かりん」 2011/11

馬場あき子論 ――『南島』を中心に――

「昭和文学研究」2011/09

さびしさと悲傷とを焚いて  短歌に詠まれた人間関係 ~親子~

「かりん」 2011/05

現代短歌の文体―古今調

「短歌現代」 2011/04

夏目漱石論――謡曲と胎感覚――

「青山学院大学文学部紀要」2011/03

横光利一『寝園』の背景

「青山語文」2011/03

横光利一『寝園』論――その象徴空間と意識の闇――

「横光利一研究」2011/03

宮崎駿論――分身の三角構造――

「青山スタンダード論集」 2011/01

馬場あき子の文語と口語――その脱二元論的交錯――

「かりん」 2010/07

命の開花、そして歌の開花へ――岩田正の思想――

「かりん」2010/05

太宰治論 ――「走れメロス」から「津軽」へ――

 「青山語文」 2010/03

横光利一論――初期作品から『夜の靴』へ

「青山学院大学文学部紀要」2010/03

花山多佳子の今 在ることと在らぬことのはざまに

「短歌」2010/02

宮崎駿論 ――地続きの作品群――

「青山スタンダード論集」2010/01

眼差しの親和力

「かりん」2009/11

現代日本は『乱世』であるのか――『堀田善衞展 スタジオジブリが描く乱世。』を観て―― 「日本近代文学」 2009/05

横光利一論――ヨーロッパからの帰路――

「青山語文」2009/03

三つのエピソード――窪田空穂論――

「かりん」 2009/02

夏目漱石論――オフィーリアと「胎感覚」

「青山学院大学文学部紀要」 2009/01

宮崎駿論――『風の谷のナウシカ』から『崖の上のポニョ』まで――

「青山スタンダード論集」2009/01

文語と口語の融合について

「短歌」2008/08

宮崎駿論――身体性のネットワーク――

「青山語文」2008/03

横光利一『橋を渡る火』論――ロシアのイメージをめぐって――

「昭和文学研究」 2008/03

夏目漱石論――重層する「胎感覚」――

 「青山学院大学文学部紀要」2008/01

宮崎駿論――垂直空間と母の欠損――

「青山スタンダード論集」2008/01

物語の拒否――渡辺松男における裸形の時空間

「かりん」2008/01

横光利一と地獄――昭和初年代における韻文と散文の混沌

「青山語文」2007/03

横光利一と飛翔――「からくり」から「機械」へ

「横光利一研究」2007/03

新語の扱いをめぐって――小島ゆかりの方法

「短歌」 2007/02

現代歌壇の貧困

「白夜」 2007/02

宮崎駿論――創造への軌跡――

「青山学院大学文学部紀要」2007/01

宮崎駿論――終わらない物語――

「青山スタンダード論集」 2006/12

前衛精神の水脈 利一から邦雄へ

「かりん」2006/08

永遠の架け橋

「短歌」2006/07

鼎談 漱石と能――新作能〈草枕〉をめぐって

「能楽研究」(法政大学能楽研究所紀要) (共著) 2006/06

横光利一における昭和五年

「青山語文」2006/03

横光利一論――象徴空間としての「海」――」

「青山スタンダード論集」 2006/03

芥川龍之介と『赤光』

『和歌文学大系月報(『赤光・林泉集』付録)』(久保田淳監修) 明治書院 2006/02

横光利一のパリ講演「我等と日本」 「青山学院大学文学部紀要」 2006/01

「つつ」と「つ」の混用 「短歌研究」 2005/11

横光利一『夜の靴』論

 「日本文学」 2005/09

「岩田正歌集『靴音』論――重層する全身感覚――

「かりん」2005/08

岩田正『靴音』

「大正昭和の歌集」「短歌現代」 2005/07

芥川龍之介「羅生門」論

「青山語文」 2005/03

横光利一における「父なるもの」

 「青山学院大学文学紀要部」 2005/01

葛原妙子における「幻視」の一側面」

「かりん」 2004/10

葛飾と高野公彦

「かりん」 2003/08

イラク戦争と『ハウルの動く城』(宮崎駿論)

「東京新聞」東京版夕刊  2003/05

混迷する時代

 『戦後の出発と女性文学5 昭和25年』(尾形明子, 長谷川啓監修) ゆまに書房 2003/05

岩田正の思想――『土俗』、根底への眼差し」

 季刊「現代短歌 雁」雁書館 2003/03

第二歌集の意味――俵万智歌集『かぜのてのひら』

 季刊『現代短歌 雁』 2002/09

第二歌集の意味――米川千嘉子歌集『一夏』

 季刊『現代短歌 雁』 2002/09

歩く仏像

「かりん」 2002/08

夏目漱石における「猫」について

「東京医科歯科大学教養部研究紀要」 2002/03

母なるものへの不信と郷愁(宮崎駿論)

「東京新聞」東京版夕刊  2002/03

小野茂樹、距離への執着

「かりん」 2001/09

岩田正歌集『郷心譜』

 季刊「現代短歌 雁』(雁書館) 2001/08

横光利一論――『旅愁』における俳句――

「東京医科歯科大学教養部研究紀要」 2001/03

横光利一「紋章」」

「国文学 解釈と鑑賞」(至文堂)  2000/06

太宰治試論――「走れメロス」について――

「東京医科歯科大学教養部研究紀要」 2000/03

横光利一「旅愁」論――そのナショナリズムと虚構空間――

「昭和文学研究」 2000/02

横光利一試論――「機械」について――

「東京医科歯科大学教養部研究紀要」1999/03

村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』試論

「日本文学」(日本文学協会) 1998/06

宮澤賢治試論――「やまなし」をめぐって――

「国語と国文学」 1998/03

横光利一試論――「神馬」と「犯罪」について――

「東京医科歯科大学教養部研究紀要」 1998/03

中島敦「山月記」論

「東京医科歯科大学教養部研究紀要」1997/03

横光利一試論――「春は馬車に乗つて」における死の象徴化――」

「日本近代文学」1996/10

横光利一「笑はれた子」試論」

「国語と国文学」 1996/07

横光利一におけるファリックなもの

「東京医科歯科大学教養部研究紀要」 1996/03

横光利一「火」試論

「日本文学」(日本文学協会)  1992/03

横光利一における象徴の意味

「東京医科歯科大学教養部研究紀要」 1992/03

横光利一「旅愁」論

「国語と国文学」1992/02

井伏鱒二「山椒魚」試論

「日本近代文学」1991/10

横光利一における微笑の意味――「旅愁」論へ――

「国語と国文学」 1991/06

横光利一試論――「蝿」と「日輪」について――

「国語と国文学」 1990/03

 

単行本所収

 

短歌解説

歌林の会編著『馬場あき子 新百歌』NHK出版 2018/05

 

所収論文「『夏母』「母なるもの」の湿り」

大野道夫歌集 現代短歌文庫 114 砂子屋書房 2013/04

 

短歌解説

久保田淳・長島弘明編『名歌名句大事典』明治書院2012/05

 

所収論文「横光利一とシベリア鉄道」

井上謙・掛野剛史・井上明芳編『横光利一 歐洲との出会い』おうふう 2009/07

 

所収論文「空穂の青春」

日置俊次、岩田正、ほか共同編集『窪田空穂の歌』角川書店 2008/06

 

所収論文「高野公彦」

飛高隆夫、野山嘉正編『展望日本の詩歌 第8巻 短歌Ⅲ』明治書院 2008/01

 

項目執筆

安藤元雄・大岡信・中村稔監修『現代詩大事典』三省堂 2008/01

 

所収論文「佐佐木幸綱」

飛高隆夫・野山嘉正編『展望日本の詩歌 第7巻 短歌Ⅱ』明治書院 2007/06

 

所収論文「『夜の靴』――芭蕉、ヴァレリー、そして『不通線』――」

石田仁志・渋谷香織・中村三春編『横光利一の文学世界』翰林書房 2006/04

 

項目執筆「旅愁」

井上 謙・神谷忠孝・羽島徹哉編『横光利一事典』おうふう 2002/10

 

所収論文「井伏鱒二『山椒魚』論」

松本武夫編『井伏鱒二『山椒魚』作品論集』クレス出版 2001/01

 

所収論文「村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』試論」

栗坪良樹・柘植光彦編『村上春樹スタディーズ04』若草書房  1999/09

 

所収論文「横光利一『旅愁』論」

田口律男編『横光利一』、日本文学研究論文集成、若草書房 1999/03

 

所収論文「フランス象徴詩の移入における韻文と散文のあいだ――『海潮音』の方法――」

野山嘉正編『詩う作家たち――詩と小説のあいだ――』至文堂 1997/04

 

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  2023年7月 教室で撮影jidori 

 

みなさまにすばらしい幸運や喜びがやってきますように。

   いつもブログを訪れてくださり、ありがとうございます。