6冊の小説 電子書籍を出す方法 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

日置研究室 HIOKI’S OFFICE

作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

   6冊の小説 電子書籍を出す方法

 

 今年は6冊の小説をkindleで電子出版しました。

 本としては、紙の本がもっとも適切だと考えていますが、日本の出版界は闇に覆われています。とても深い闇です。

 そのため、私はすべて自分の管理下に本を生み出したいと考えています。

 電子出版なら、それが可能になります。

 出版社の詐欺に騙されることなく、本を出したいと考えているみなさまにも、私の活動は参考になると思います。電子書籍はすぐに出せます。その方法を私は開示しています。

 amazonはいろいろ問題のある企業ですが、電子書籍ですと、あまり接触せずに刊行できますし、費用もかかりません。ワード原稿のまま、出版できます。

 自分の力で作品を書き、自分の力で編集し、自分の力でデザインし、自分の力で出版すること。これが理想です。

 私は資料収集や取材に集中的にお金をかけますが、印刷には無駄なお金をかけません。

 宣伝広告も自分で行います。このブログ記事がそうです。アメーバは問題のある行動をしている企業ですが、このブログが無料なのでとても助かっています。

 このような体制で、これからもどんどん作品を発表していきます。文学新人賞などを狙っても、はたして審査員に、あなたの作品の価値を認める能力があるでしょうか。疑問です。応募してから発表まで無駄な時間がかかります。とにかく無駄な労力を避け、始めから世の中へ出版すればいいのです。

 そうした労力と時間を、作品の向上に全て捧げるのです。

 表紙のデザインは、もちろん多少の勉強が必要です。しかしキャンヴァなどを利用すればだれでもすぐにデザインできます。

 たくさん、心を込めて試作しているうちに、技量は上がっていきます。ここでは効率などは考えません。自分を向上させるためなら、努力をいとわないのです。出版社や文学賞に振り回される時間を、すべて自分の修行に使います。繰り返し、作品を作っていくうちに、成長できるものです。

 私はすでに小説をたくさん書いていますが、出版されたものだけでも、原稿用紙数千枚になります。これだけの分量を丁寧に書いていくと、だれでも技量が上がるはずです。永遠に修行を続けるつもりで、私は心を込めて作品を書いています。

 

 2023年に私が電子出版した6冊の小説をご紹介します。

 

 『エメラルドの夜』

 『サファイアの夜明け』

 『昼下がりのルビー』

 

 これは「宝石シリーズ三部作」で、すべて続いている長編小説です。

 

 そして短編集を3冊刊行しました。

 

 『瀧と白鳥』

 『ありうべからざる朝』

 『華やかな散歩』

 

 すべて珠玉の作品であると考えています。

 多くは過去に書かれて、評価されずに封印されていた作品であり、数十年の時空を超えて日の目を見ることができました。出版社で出版してもらおうなどという甘い考えは捨てて、自分で自立して、完結しようと決心するまで、ずいぶん遠回りをしました。

 

 はっきり申し上げて、出版界は腐っているので、あまり期待することはできません。

 現代では、本当に良いものは、評価されないのです。

 私は時流に乗るような作品を書いていません。

 永遠に残る作品を書き続けていきます。

 本当に良い作品は、自分で世の中に生み出して、発信していかなければなりません。

 なるべく多くの人の目に届くところに作品を置くことで、心ある人の琴線に触れることになるでしょう。

 

 出版待機中の本がまだ何冊もあります。

 ある程度電子出版が整備されてから、紙の出版に取りかかります。

 とりあえず、数年内に15冊は電子出版されるでしょう。

 私の作品の意味や哲学は、そうしてやっと全貌がつかめてくることと思います。

 独自のHIOKIワールドを展開していますので、理解されるには時間がかかります。

 

 しかし少なくとも来年は、小説、短歌、俳句、詩、論文、評論、童話の世界が統合されて、文学として結晶していく様子を、目にすることができるでしょう。

 前例のない、HIOKIワールドをお楽しみいただければと思います。

 

 これからもご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

皆様のご健康をお祈りいたします。

   そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

      いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。