龍に乗る観音様 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

日置研究室 HIOKI’S OFFICE

作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  龍に乗る観音様

 

 龍に乗って現れる観音様を、龍騎観音と呼びます。

 すぐに原田直次郎「騎龍観音」(1890[明治23]年)を思い出しますね。

 龍は、犬の顔、軍鶏の足、蛇を写生して組み合わせたといいます。龍の眼がとても優しいですね。

 

 

 

 この絵は台湾ではとても有名です。

 パイロットが空でこのままの光景を見たという証言が、話題になったことがあります。

 龍の背に乗る観音像は台湾では一般的です。

 有名なのは高雄の蓮池潭にある像ですね。

 

 

※画像はインターネットからお借りして加工しました。

 

 だいたいの場合、観音様は、白いお姿で龍に乗っておられます。

 私が観音様を作品の中に描くときは、いつもこの騎龍のお姿を目に浮かべます。

 

 私の小説のデザイン案の意図が、少しお判りいただけたでしょうか。

 

   

 

   

 

 今まで発表してきた私のすべての小説作品に龍が登場することは言うまでもありません。

 来年はいよいよ辰年、龍の年です。みなさまに龍神様のご加護をお祈り申し上げます。

 

 

 皆様のご健康をお祈りいたします。

   そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

    いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。